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狭間06エピソード集 私立探偵部の日常

エピソード『花束を君に』


目次


エピソード『花束を君に』

登場人物

カウラアード・シルフィ・ルートスペード
吸血鬼の真祖。シャイで内弁慶な乙女。
鏡阿光
ハードボイルド探偵にあこがれる私立探偵部部長。
無戸室近衛
カウラの父。最近、義親子関係に妙な憧れを持っている。
御堂ロザリンデ花梨
カウラの母で近衛の妻。
影蜥蜴
色々ヨゴレ要素の強いカウラの姉。

花束を君に

[TK-Leana] # 2/14、ウル中放課後

阿光
(カウラの教室の近くでホームルームが終わるの待ってる)
カウラ
(廊下にちょこっと顔が見えたりすると、何気ない様子で連絡している担任に視線を戻して、そわそわ)
阿光
(こうして並んでるの後ろから見るとちんまくて可愛いよなあとか思ってる)

[utako] #カウラの様子に気づいた目ざとい女子が、廊下の阿光にも気づいて、にやにやするまで時間もかからず

カウラ
(控えめにからかわれて顔を真っ赤にしてる)

[utako] #彼氏来てるよ、ぐらいしか言われてないのに

阿光
(その様子に少し頬を緩める)

[utako] #普段一緒に居る時や部活では見せない、普通の大人しめの女の子チックな一面をしていたが
[utako] #HR終わるや否や早足で教室で出て来て、腕を引っつかんで走っていく

阿光
「おおう……」

[TK-Leana] # ひっぱられる
[utako] #適当に、人気のない場所に移動して

阿光
「どうした、カウラ?」
カウラ
(何か言いたげに髪をわしゃわしゃと掻いた後に)「……何! でも! ないわよ!」
阿光
「なんでもないって風でもないが、ひょっとして恥ずかしかったのか?」
カウラ
(ぎくっ、とまた赤くなり)「……そうよ、そうなのだけれど、何よ!?」
阿光
「いや、可愛いなあと思って」
カウラ
(言葉もないような状態で、恥ずかしそうに胸に軽く張り手して落ち着こうとしてる)
阿光
(周囲に人影が無いことを確認して、抱き寄せる)「はは、悪い悪い」
カウラ
「人目が無くても学校でしないで頂戴! ぐーで殴るわよ!」(若干混乱し始めた
阿光
「こわいこわい、まあすまん。バレンタインだし、少し浮かれてたかな」
カウラ
(恥ずかしそうに縮こまりつつ)「……そう言う事なら、情状酌量の余地有りかしら……」
阿光
「おう、それじゃ、帰ろうか」
カウラ
「……そうね。そう言えば、今日は部活をサボってまでどこに連れて行ってくれるのかしら」
阿光
「なにか、そういう風に言われるとハードルが上がるな……一旦家に帰って待っててくれ、準備して迎えに行くから」
カウラ
「解ったわ。一応……少しはお洒落をする時間があると助かるわね」
阿光
「ああ……そういうの分からないんだが、30分くらい余裕を持って行けば大丈夫か?」
カウラ
「……それぐらいあれば、とりあえず大丈夫かしら」
阿光
「んじゃ、帰るか。今日は自転車の後ろ、乗って行け」
カウラ
「えぇ」

[utako] #30分で……、と服のチョイスとコロン選びを頭のシミュしつつ帰ったらバタバタ、メイドに手伝って貰って準備予定

ローザ
「あら、カウラさん。随分慌ただしく気合を入れてますわね。これからデートですか?」
カウラ
「ローザも帰ってくるの早いわね。……後で鏡君と出かけるから、ちょっと手伝って。後もう一つ、少し遅くなるってお父様に言っといてくれるかしら」

[utako] #制服をベッドに脱ぎ散らかしてクローゼットからセット組みで締まっておいたものを引っ張り出したり。大方、清楚系、元気系、ゴス系

ローザ
「ふふ、分かりました。しっかり頑張ってくるんですよ、ただし、節度は守って……」
カウラ
「ば、馬鹿じゃないの!? バレンタインデーとは言え、羽目を外したりしないわよ!」
ローザ
「この言葉、信じたいところですわ」
カウラ
「私達まだ中学生なんだから……、全く……そんな事より服よ、服! ……ゴス、いえ……雰囲気作るなら清楚……、落ち着き過ぎるより……ちょっと元気な感じで……髪もどうしようかしら!!」

[utako] #ふぎゃー、と叫びながらバタバタと30分フルに使う
[TK-Leana] # 律儀にきっかり30分後

SE
ぴんぽーん
ローザ
(インターフォンで)「はーい、こんにちは阿光くん。いつもカウラさんがお世話になってます……ちょっと待っててくださいね」
2013021503
ローザ
「いらっしゃいましたわよ、カウラさん」
カウラ
(結局、レース柄タイツに抑え目ゴスなフリルスカートに上はスリムなPコート、頭には貰った髪飾りをつけて後ろ髪を纏め上げる事にした)
カウラ
「準備万端ね!」(ふー
ローザ
「ぎりぎり間に合ったみたいですわね。もう少し余裕を持って時間を置いてもらえばよろしかったのに」
カウラ
「待たせても悪いわ。時間に関係する事かもしれないし……、お洒落に時間をかけ過ぎるより、短い放課後を楽しむ方が良いもの」

[utako] #語尾は小さくなりつつ、ふふ、と微笑みながら玄関に急ぐ

阿光
(フォーマルな感じの少し気合の入った装いで、花束を持って待ってる)

[TK-Leana] # 阿光は割といつもフォーマルっぽい格好を着崩した感じにしているが、今日はいつもよりきちっとした感じ

カウラ
「お待たせ。……なんだか、娘さんを僕にください、とか言ってくれそうな格好じゃない」
阿光
「はは、確かに。少し気合を入れ過ぎたかな」

[TK-Leana] # 肩をすくめて
[TK-Leana] # なお、花束は1ダースの赤い薔薇。去年もらったのと同じような

カウラ
(手を合わせて少しわくわくしたような顔をしていたが、軽く咳払いして、体の前で手を組み、まっすぐ立つ)
阿光
「去年と同じもので芸が無いが、こういうのは奇抜であればいいもんでもないしな。あー……」
阿光
(コホン)「――愛してる、カウラ。これは俺の気持ちだ」
カウラ
「貴方のその真直ぐな所はとても美しいわ。ありがとう、鏡君」(嬉しそうに微笑みながら受け取り
阿光
「さ、流石にここまでまっすぐに言うと。照れるな」

[TK-Leana] # 赤くなって、帽子を目深にかぶり少し顔を隠す

カウラ
「全くよ……私だって言われると照れるのよ」(くすくすと笑って
阿光
「そ、そうか……髪飾り、付けてくれてるんだな」
カウラ
「普段つけるには勿体無いから……、特別なとき用になのだけれど。どう? 似合ってるかしら?」(セットした髪と一緒にアピールするように首を傾げて
阿光
「ああ、髪を上げてるのと相まって、いつもより大人っぽく見える」
阿光
「近衛さんの気持ちがちょっと分かるなあ、自分で作ったものを身につけてもらうのって、嬉しいもんだ」
カウラ
「前にも言ってたわね。それ、お父様の前では言わないようにしなさいよ?」
阿光
「ん、なんでだ?」
カウラ
「暫く煩くなるからよ。絶対、阿光がなぁ、阿光がなぁって言って……」

[utako] #ゆっくり振り返ると、そのお父様がリビングの扉越しに覗き込んでる

阿光
(気付いて、軽く会釈)
近衛
|*’ω’*)

[utako] #なんかキラキラした眼で見てくるが微妙に怖い

カウラ
「……」(ダンッ、と床を踏む)
近衛
(サッと隠れた
阿光
「なんなんだ?」
カウラ
「遊びに来て欲しそうにしてた、て前に言ったでしょ。あれよ」
阿光
「……挨拶した方が良いのかな」
カウラ
「いらないわよ。……私の方からよろしく言ってたわよ、って伝えておくわ。今日は私が独占確定なんだから」
阿光
「そうだな、そろそろ出かけるか」
カウラ
「そうしましょ。花はお母様に頼んで飾らせて貰うわね」
阿光
「ああ、出かけるのに持って行くのもアレだからな」
カウラ
(ローザに薔薇を任せて、バッグを取ってきた)
阿光
「平日に放課後デートってのは初めてだったな」
カウラ
「鯛焼きを買いに行ったりしてうろうろするのは放課後デートと言うよりも買い食いデートな感じがするし……そう言われると、そうね。」
阿光
「工房で一緒に過ごすのも、まあ、分類すると家デートになるのか」
カウラ
「そうなるわね。でも、バレンタインデーとは言え突然デートと言うのも驚いたわよ」
阿光
「最初は花束を渡すだけのつもりだったんだ。でも、帰る途中寄って渡すっていうのも、雰囲気無いだろ」
阿光
「で、一度家に帰ってから渡しに行く事にしたんだが、折角行って何もしないのももったい無いじゃないか」
カウラ
「別に、渡しに来てくれただけでも嬉しいのだけれど……その、何もしないのは、確かに勿体無いわね」(マンション出た辺りで、上からの視線を感じながらも手を繋ぎつつ
阿光
「うん、折角のバレンタインだし、楽しまないとな」
カウラ
「それで、そんなきっちり決めて……どこ行く予定なの?」
阿光
「幡多町のオルゴール博物館。あの辺、趣のある洋館も多いし、散歩してみるのも良いかなと」
カウラ
「あら、落ち着いていて面白そうじゃない。中々良いチョイスよ」(ふふん、と笑って
阿光
「そういうの好きだと思ってな……バレンタインでごった返すという事もなさそうな場所だし」
カウラ
「短い時間なのだけれど……、楽しみましょ」
阿光
「ああ」

オルゴール博物館

[TK-Leana] # 木造の、古い洋館を改装して作られたらしく、内装もかなり大時代的

阿光
(パンフレットを開いて)「へえ、オートマタも飾ってあるんだな」
カウラ
(かなり気に入った様子で、チケットを買って入ってからはきょろきょろしっ放し) 
カウラ
「西洋のカラクリ人形の?」
阿光
「ああ、手紙を書いたり、バイオリンを弾いたりするやつらしい。15分からガイドしてくれるみたいだし、聞きに行こうか」
カウラ
「興味あるわね。すぐ行きましょ」(ふんす
阿光
「いや、すぐ行っても、ガイドの人が動かしてくれるまで動いてる所は見れないだろ」
カウラ
「動いていない所や準備している所も見たいじゃない」
阿光
「まあ、そうか。オートマタは向こうだな」
阿光
「そういえば、工房にも自動人形あったよな」
カウラ
「えぇ。あれから外装の解体は結構進んだし、色々と面白い発見もあったのだけれど……まだまだブラックボックスの代物よ」
阿光
「アレって動くのか、やっぱり」
カウラ
「みたいよ。稼動していた痕跡はあったわ」
阿光
「魔術人形か……少なくとも、この人形よりはスムーズに動くんだろうな」

[TK-Leana] # 手紙を前にイスに座るピエロを見ながら

カウラ
「これぐらいユーモアのあるものだったら良いのだけれど……、でも憧れるわね。自動人形の助手なんて……」
阿光
「まあ、浪漫があるよな」
カウラ
「カラーリングに問題があるから連れて歩く事ができそうにないのが残念だわ」

[utako] #ため息つきつつ、オートマタを一つずつじっくり観察してる
[TK-Leana] # 手紙を書く姿勢のピエロ、バイオリンを構えたピエロなど、五つくらいならんでる

阿光
「それにしても、思ったより小さいんだな。オートマタって」
カウラ
「大きいのは大変なんじゃないかしら。お茶汲み人形だって、確か結構小さいわよね」
阿光
「そんなもんか……」
女性
「ええ、オルゴールは巨大なものもありますが、オートマタはこのように小さなものが多いんですよ」
カウラ
(ビクッとして、すすすと阿光の後ろに半身隠れる)
女性
「こんにちは、本日は当オルゴール博物館にようこそおいで下さいました。私は館長兼ガイドを致しております、月影鈴鹿と申します」(にこにこ)
阿光
「ああ、15分から案内があるんでしたね」
カウラ
「よ、よろしく頼むわ」
女性
「ええ、本日はこちらのオートマタを二台、オルゴールの方を四台、解説を交えて演奏させて頂きます。時間帯によって少しづつ、案内するオルゴールを代えさせて頂いておりますので、機会がございましたらまたお越しください」

[TK-Leana] # そんな感じで、オートマタの解説に入って行く
[utako] #工芸品には興味津々なので彼女、彼氏無視して凄い真面目に聞いてました
[TK-Leana] # 絵を描く画家のオートマタと、蛇を持った女のオートマタ

阿光
「ちゃんと眼が手元を見て動いてるんだな……」

[TK-Leana] # インク壺が空なので、動かす時には動作だけで描けてないけど、実際に描くとこんなものというのを見せてくれる

カウラ
「芸が細かいわねぇ……」

[TK-Leana] # 彼氏も割と興味しんしん
[TK-Leana] 蛇を持った女の方はもっと細かくて、視線や瞬きに加えて息をするように胸が上下したり首を振ったり小さな動作が実にリアル
[TK-Leana] # バストは豊満であった。
[utako] #流石に人形にまで反応しないw

カウラ
「この人形は……蛇使いや、蛇を捕獲してる女性?」
女性
「ええ、蛇使いですわ。こちらはレプリカになりますが、元々はアラブの大金持ちが所有していたもので――」

[TK-Leana] # と、解説していく
[TK-Leana] http://www.theriaults.com/default/index.cfm?LinkServID=F1F6B52C-BDB9-3413-D6B0A7098C7BF120&cid=52&r=9&aid=13256
[Role] (FetchTitle) View Catalog Item - Theriault's Antique Doll Auctions [AR]
[TK-Leana] # こんなの
[utako] #こんなのもあるのか

カウラ
「これ、一つ家に欲しいわね」
阿光
「いや、凄い値段がするんじゃないか?」
カウラ
「稼ぎに期待してるわよ」
阿光
「いや待て、さっき土産物コーナーのオルゴールで200万とかしてたんだが……」(汗
カウラ
「高いわね、……大変ね」
女性
「こちらですと、大体オークションなどになりますので、いくらとは言いにくいですが……大体5万ドルくらいでしょうか」
阿光
「……おう、頑張るか」
カウラ
「冗談よ。保存する知識なんて無いんだから観るだけで十分よ」
阿光
「いや、仮にもお前の連れ合いになるんなら、そのくらいの甲斐性を持てるように頑張るべきか……」(うーん
カウラ
「私ってそんなにお金がかかる彼女だと思われてるのかしら……」
阿光
「かかるかかからないかの問題じゃなく、俺が応えられるかというな」
カウラ
「5万ドルの置物が欲しいわ! て言って、応えられても困るわよ」
カウラ
「家に2台目の車が欲しいと思った時に買えるぐらい、にしておきなさい」
阿光
「おう、そうだな」
女性
(微笑ましげに見てる)
カウラ
(ハッ、と気づいてやや恥ずかしそうに阿光の後ろにまた隠れる)
女性
「ふふ、次はオルゴールの方をご案内いたします」

[TK-Leana] # その後、屋台のような巨大移動オルゴールから始まり、木箱と小型オルゴールを組立った反響による音の変化の解説、ディスク式オルゴールやシリンダー式オルゴール、ヴァイオリン付きオルゴールなどを経てガイド終了。あっというまに30分以上たっていた

カウラ
(回り終わる頃には、惚けた様子で息をついてる)
阿光
「堪能したか」
カウラ
「……えぇ」
阿光
「ここまで喜んでもらえるとは嬉しい誤算だったなあ。ちょっとほったらかしで楽しまれた気分で複雑だけど」(苦笑
カウラ
(ふー……と深く息を吐いて)「手は離さなかったわよ?」

[utako] #ずっと繋いでいた手を掲げる

阿光
「意識は完全にオルゴールの方だったけどな……そのうち、本当にちゃんとしたオルゴールプレゼントする事考えるかなあ」
カウラ
「あら、期待しても良いのかしら?」
阿光
「すぐにとは行かないけどな」
カウラ
「またキットでも良いわよ。音まで自作してくれるとかなり嬉しいのだけれど」
阿光
「それで良いなら楽だけどなあ」(苦笑)

[TK-Leana] # 紙の譜面に穴開けて演奏するオルゴールキットが土産コーナーで売っていた

カウラ
「……シリンダーは出来れば金属製が良いわね」

[utako] #せめて

阿光
「む、ディスクも無しか」
カウラ
「そう言えば円形のもあったわね……、ディスクでも良いわよ。そっちも出来れば金属製が良いのだけれど」
阿光
「努力しよう。曲自体はディスクの方が加工しやすそうだからな……丁度いいと言えば、丁度いいタイミングだし」
カウラ
「私もちょっと作ってみようかしら。臭いや電気の無い魔力に頼らない動力って貴重だわ」
阿光
「確かに、科学館に行った時より楽しんでたな」
カウラ
「そうね……科学館も面白かったのだけれど、馴染み易いのはこっちのほうなのかもしれないわ」
阿光
「確かに、歯車とかゼンマイってなんかロマンチックだよな」
カウラ
「組み合わせが良いのよね。かっちりしてるのに生き物みたいで」
阿光
「時計とかもいいよな、ムーブメントが見える奴」
カウラ
「置き時計なら良いのだけれど、着けるものだと……私だと壊しそうだわ」
阿光
「SRAの荒事でか?」
カウラ
「SRAでも、それ以外の事でもよ
阿光
「まあ、物はいつか壊れるさ。大体そんなこと気にし出したら携帯も持てないだろう」
カウラ
「携帯って凄く頑丈よ。怒って握りつぶそうとしても中々壊れないもの」
阿光
「スマホとか脆いだろ。叔父貴が落としてあっさり割ってたぞ」
カウラ
「ガラケーとスマホの強度を一緒にしないでよ。パカパカは強いわよ」

[TK-Leana] # カウラはガラケー派だったか
[utako] #買った時のまま
[TK-Leana] # そういや買いに行きましたね
[TK-Leana] # 阿光もそう考えるとガラケーか

阿光
「じゃ、ずっとガラケーで行くのか」
カウラ
「暫くはそのつもりかしら。色々と魅力的なところもあるのだけれど」
阿光
「俺は高校行くくらいには買い変えたいなあと思ってるけど」
カウラ
「高校生になったら考えても良いわね。あと1年使えば、この携帯もボロボロでしょうし……」
阿光
「まあ、携帯はなんだかんだで世代交代激しいしな」
カウラ
「どれを買って良いのか迷いそうだわ」
阿光
「なんとなくiPhone。とかで決めちゃいそうだよな」
カウラ
「……やりそうだわ」
阿光
「ははは、さて。外暗くなってきたなあ、閉館六時だっけ」

[TK-Leana] # パンフレットをめくり

阿光
「土産コーナー見てから、そろそろ出るか」
カウラ
「もうそんなに時間経ってたのね……、お土産何にしましょ」
阿光
「オルゴールボールだって、なんだろうなこれ」

[TK-Leana] # しゃらんしゃらんいう丸い球

カウラ
「重いわね……、武器になりそうだわ」
阿光
「いやいや、投げるなよ」

[TK-Leana] 内層が複雑な鉄の檻みたいになっている空洞の金属球で、中の玉が内層に当たる事で鈴みたいに音が鳴る、という仕組み
[utako] #最近ヴィレバンで見たけど強そう

カウラ
「弟が遊ぶには……調度良いかしら」
阿光
「安いオルゴールも結構あるなあ……主にジブリの曲が」
カウラ
「合うんだからしょうがないわよ。売れるでしょうし」
阿光
(きりきりねじを巻いて、『時には昔の話を』が流れる)「……なんか、やたら切ないよな」

[TK-Leana] # 土産物屋オルゴールのジブリ率は異常

カウラ
「寝る前に温かいミルクでも飲みながら聞きたいわね……、工房には合いそうだわ」
阿光
「……っと、この辺から値段が二ケタ違うな」

[TK-Leana] # ブランドものオルゴールの一角
[TK-Leana] # 一番小さいのだと土産用の500円くらいのと同じサイズで数万する

カウラ
「触って壊さないでよ……、怖いから」
阿光
「流石に俺も怖い……ていうか、この一番高いのでも、あっちに展示してるものより大分小さいよな」
カウラ
「お土産と展示物を比べてどうするのよ」(いくつかお土産を見繕って
阿光
「まあ、そうなんだけどな」

[TK-Leana] # 阿光の方も記念にオルゴールのムーブメントを買ってる

阿光
「箱は自分で作ったらいいよな」
カウラ
「音の響きに凝ってみると面白そうね」
阿光
「ストラトヴァリウスの秘密はニスの製法にあると言うが、やはり箱の素材や塗装で音が変わってくるのかな」
カウラ
「スピーカー作りでもその辺りは注意してるんじゃないかしら。オルゴールだと、単純な興味から言えば積層作りの箱だとどう言う音が出るのか気になるわね」
阿光
「問題は、俺が音の良しあしとかいまいち分からない所だ……参ったな」
カウラ
「音程が如何という話はわからないのだけれど、聞き心地の良い音、悪い音で考えれば良いんじゃないかしら」
阿光
「何にしてもセンスは必要か……まあ、それなりの音が出るよう試行錯誤してみよう」
カウラ
「完成したらお茶会をしながらゆっくり聞きましょ」
阿光
「そうだな……」

[utako] #そんな感じでお帰りか
[TK-Leana] # 雰囲気のある夕暮れの街を散歩しつつ7時ごろにはフィネストラに送り届けました
[utako] #かえって来て鞄に残ってるロールケーキに気づくと、慌ててメールして夜中に行きます……と?
[TK-Leana] # そういや貰ってなかったw デートして満足した阿光も忘れてたw

万が一の話です!

カウラ
「やってしまったわ……」(体操座りして落ち込み

[utako] #メールはもう送った
[TK-Leana] # 明日でイイヨみたいな返信が

カウラ
「……」
カウラ@メール
『今日中に渡したいから、夜に行くわ』

[utako] #ぽちぽち

阿光@メール
『わざわざ夜遅くに……って、まあ転移出来るなら関係ないか』
カウラ
「大丈夫そうね、ご飯食べた後にちょっとコンビニ行く感じに渡して来ようかしら」

[utako] #こっそり
[TK-Leana] # まあ、ご飯食ってからなら別にローザは止めなさそうだけどw
[utako] #近衛は明日にしろ、明日に、と

カウラ
(お洒落着のままで……とも考えたが)「……一回、お風呂には入っておこうかしら」

[utako] #一応

ローザ
「あら、カウラさん御飯前ですけどもうお風呂ですか?」
カウラ
「ち、違うわ。ご飯の後に……すぐ入ろうかしら。歯磨きもしておきたいわ……」
ローザ
「ふふ、阿光くんと何か汗をかく事でもしたんですか?」

[TK-Leana] # ちなみに嗅覚でそんなに汗はかいてない事は分かっている

カウラ
「もうっ……下品ね。そんなわけ無いでしょ。一応よ、一応……ご飯食べた後、少し出てくるから……お父様に何か聞かれたらよろしく頼むわ」
ローザ
(くすくす)「はいはい、どこか出かけるんですか?」
カウラ
「ちょっとそこまで」(何気ない感じに
ローザ
「もしかして、デートの延長戦?」(からかうように
カウラ
「わ、忘れ物を届けるだけよ!」
ローザ
「まあ、うふふ」
カウラ
「お、お父様には内緒よ……変なところで真面目なんだから」
ローザ
「分かってますわ。あんまり羽目を外し過ぎないように」
カウラ
「解ってるわよ。……(ちょっと考えて)でも……あの、いざと言うときは、どうやって抑えたら良いのかしら……?」
ローザ
「ええと……」(汗

[TK-Leana] # いざという時抑えきれないというか押し切られてる奴に、言える事はなかったw

カウラ
「な、殴っても大丈夫かしら」(ぐー、で
ローザ
「そ、そうですね。グーで行っちゃいなさい、グーで」
カウラ
「解ったわ……」(頷いて

[utako] #押し切られるとダメそうな感じがした

ローザ
「ま……万が一の時は必ずゴムを」

[TK-Leana] # 母は頼りなかったw

カウラ
(真っ赤になって、更に声を潜めて)「そ、そんなの持ってるわけないでしょ!」
ローザ
「そ、そうですわよね。ホホホ」
ローザ
(きょろきょろ)
ローザ
「万が一、本当に万が一の時ですわよ。きちんと拒まなければいけませんわよ、淑女として」(と、懐から取り出して手渡す)
カウラ
「何で持ってるのよ!?」(びっくりして急いでポケットに隠す
ローザ
「それはまあ、相手が近衛さんですから……その、ちょっと油断できませんし」
カウラ
「……グーでいけば良いじゃない。グーで」
ローザ
「……わたくしも女の子ですから、雰囲気で流される事もある……かもしれないでしょう?」
カウラ
「……もう18だし、卒業も結婚ももう少しだから……別に良いのかもしれないのだけれど……」
ローザ
「まあ、わたくしの場合本当の万が一があっても、今からなら卒業式は間に合いますしね」
カウラ
「全く……、ちゃんと気をつけましょ」(自分に言い聞かせる様にシャドーして

[utako] #ジャブジャブ、ストレート

ローザ
「ええ、本当に……流石にカウラさんの歳で子供が出来たら少し困りますわよ」
カウラ
「私は完全な避妊ができるから心配しなくても良いわ……、それよりも貞操観念の問題よ」
ローザ
「ああ、そうでしたね」
カウラ
「……なるべく遅くならないようには、するわ」
ローザ
「ええ、何にしてもご飯は食べてから」
カウラ
「そうね……」

[utako] #そうして準備してから
[utako] #ご飯の後にお邪魔

チョコより甘いキスを

阿光
(連絡受けてから時間見計らって準備して待ってる)

[utako] #パリパリといつものマナ空間の入り口が開いてカウラがやってくる

阿光
「おう、いらっしゃい。丁度コーヒーの焙煎が済んで今挽いてる所だ」

[utako] #家着用だが、ちょっと可愛い明るい紫のオサレジャージ

カウラ
「お待たせ。……自分で焙煎何かしてるの?」
阿光
「ああ、やっぱり探偵ならコーヒーくらい淹れられないとと思ってな。紅茶ではお前に勝てんし」

[utako] #紙袋を後ろ手に持って
[utako] #お風呂あがりの良い匂いなんか漂わせつつ

カウラ
「私のは見よう見まねだもの。貴方ならすぐに勝てるわよ」
阿光
「む……珍しいな、お前がそういう風に言うのは、もう少し対抗心を出してくる物かと思ったが」
カウラ
「努力しているものに対しては妥協のない自信はあるのだけれど、まだまだ学んでいる途中の物を誇っても格好悪いでしょ」
阿光
「なるほどな……まあそれなら、素直に美味しいものを飲ませて喜んでもらうとしよう」
カウラ
「個人的な評価に対しても妥協しないわよ。私は」(ふふん、と笑って髪を払い
阿光
「ふっ、お世辞で美味しいと言われても張り合いが無いさ」
カウラ
「えぇ。あ……(気づいた様に紙袋を両手で持って差し出す) それよりも、……どうぞ忘れ物よ」
阿光
「ああ、ありがとう。いや、てっきり貰えないものかと少し落ち込んでたんだぞ」
カウラ
「わ、悪かったわね。オルゴール博物館が面白かったから、ついそのまま帰ってしまっただけよ」
阿光
「はは、冗談だ。俺もあんまり楽しかったからうっかり既に貰った気になっててな。家帰ってから無い事に気付いてちょっと焦った」
カウラ
「救いの手と言うことで、しっかり喜びなさい」
阿光
「おう、ありがたく頂くとしよう。今年はチョコレートか?」
カウラ
「苺ムースのチョコロールケーキよ。お母様達に監督して貰ってはいたのだけれど、手作りよ!」
阿光
「ほう……さっそくコーヒーと一緒に頂くか」
カウラ
「そうしましょ。量は多いわけではないから、半分寄越しなさいよ」
阿光
「ああ、俺もお前と一緒に食べたいと思ってた」
カウラ
(鼻歌を歌いつつ、食べる気まんまんで持ってきた皿に斬って分けつつ)「ところで、貴方はどれくらい貰ったの?」
阿光
「ああ、そこの紙袋に入れてある。まだ手はつけてないが」

[TK-Leana] # 去年と同様それなりに
[TK-Leana] # ただ、付き合いだしたことが明らかになったので本命チョコらしきものは減ってる

カウラ
「へー……、飼育部の子に、あら……佐和山さん達からも。ちらほら……市販じゃない手作りの凝ってそうな物もあるわね……」(ガサガサ
阿光
「まあ、俺もそうだけどお菓子作り好きな奴はこういう時張りきるもんな」
カウラ
「そうねぇ」(市販のおいしそうなチョコレートを見繕い)

[TK-Leana] # 豆を挽き終わり、ほぼ同時に電気ポッドが沸騰し始めたので、ペーパードリップで淹れて行く

カウラ
「なはなは、良いかほりねぇ」(ボリボリ
#訳
なかなか、良い香りね
阿光
「遠慮なく食ってるなあ、別に良いが」
カウラ
「本命っぽいのは食べてないから安心しなさい。そこまで無遠慮じゃないわよ」

[utako] #十分遠慮ないです

阿光
「本命? そんなのあったの?」

[TK-Leana] # 去年は本命っぽいのから食い散らかしてたのに、余裕の違いか

カウラ
「……可哀想だわ、全く」(ため息ついて
阿光
「む……悪い事をしたかな、気付いてたら断ったのに」
カウラ
「まぁ、私はおやつに困らないから良いのだけれど。……まぁまぁ、美味しいチョコレートを食べられるから吝かでは無いのだけれど」
阿光
「そこは不機嫌になってくれても良いんだぞ」
カウラ
「……、わ、私以外からチョコを貰ったらいけないんだからね?」
阿光
「じゃ、来年から全部断ろう」
カウラ
「冗談よ。ツッコミなさいよ。馬鹿みたいじゃない」
阿光
「そのくらい嫉妬してくれるのも、それはそれで嬉しいけどな」
カウラ
「少しぐらい嫉妬しなくもないのだけれど……、何故かしら。ある種の……余裕?」

[utako] #オホホ、と笑って

阿光
「ああ、去年の段階ではまだ付き合ってなかったからか」
カウラ
「去年は……確かに少し焦った様な気もするのだけれど、もう忘れたわ」(ふん、鼻を鳴らして誤魔化し
阿光
「まあ、嫉妬してくれないのは信頼の証と思う事にしよう。ほら、コーヒー出来たぞ」
カウラ
「あら、ありがと」
阿光
「まだGARDENで飲んだのには及ばんがな」
カウラ
「まだそうでも、上手になると思うわよ」

[TK-Leana] # 技能値12で特徴無し相当の味
[TK-Leana] # まだ粗削りだが普通に美味しい

カウラ
(ちょっと味見するように飲んで、意外と美味しかったのでちょっと悔しいやら驚いたやら、複雑な顔してる)
阿光
「さて、それじゃ頂くか」

[TK-Leana] # で、ハート形のムースに気付いてちょっと赤面する

カウラ
(フォークでケーキをつつこうとして、赤面してるのに気づく)
阿光
「いや、なんか嬉しいなこれ」
カウラ
「それは解るのだけれど、……早く食べなさいよ。私が恥ずかしいでしょ」

[TK-Leana] # にやつきそうになる口元を隠しつつ

阿光
「もうちょっと堪能させてくれよ」
カウラ
(恥ずかしそうに脇を肘でつついて)「あとちょっとだけよ」
阿光
「ああ」

[TK-Leana] # しばし堪能

阿光
「……っと、いかん。あんまり長い事楽しんでたら一緒に食べる時間が無くなるな」

[utako] #くっつくように横に座って、恥ずかしそうにしてるところを想像するとPLが血涙を……

カウラ
「ちょっと……遅くなっても多分大丈夫よ。お母様には言って来たから」(一口に刻んだケーキをフォークですくって、阿光の口元にそっと運んでみつつ
阿光
(ぱく)「ん、美味い」
カウラ
(ふふ、と微笑んで嬉しそうに食べる)
阿光
「甘さもちょうどいいな。ああ、これスペードの形にもなってるのか、凝ってるなあ」
カウラ
「生地にストレスかけるからどうかと思ったのだけれど……、一応、成功ってところかしら」
阿光
「見栄えに拘るお前らしいといえば、お前らしい」
カウラ
「形に拘ってない所で、一応……普通のもあるわよ」(紙袋の底から、小さくポップなハート型のチョコを出してみせる

[utako] #余ったチョコで使った、よくある型のやつ
[utako] #作った

阿光
「コレも手作りか」
カウラ
「余ったチョコで作った、失敗した時のための保険だったのだけれど……これも、貴方にあげるわ」(はむっと咥えて、眼を閉じて顔を向ける
阿光
「む……」

[TK-Leana] # どのくらいの大きさのチョコで?
[utako] #チロルみたいな小さめのチョコ

阿光
(一瞬、ちょっと照れてから、肩を抱き寄せ、チョコを舌の上に載せるように抑え込みながら唇を奪う)
カウラ
(やや遠慮がちに、チョコを溶かす様に舌を動かして頑張っていたが、段々恥ずかしくなってちょっとずつ顔を離す)
阿光
「……甘い」
カウラ
「もう少し……、苦くしても良いぐらいよ……」(ティッシュを取って唇の周りについたチョコを拭きつつ、高鳴る心臓を抑える様にまた眼を閉じて深呼吸、
阿光
「そうか?」(カウラの手に指をからませながら、寄りそう)
カウラ
(小さなチョコの入った袋を渡して)「……そうしないと、さっきみたいな事したら……よく解らなくなるでしょ、色々と」
阿光
「チョコレート無しでもう一回確かめてみるか?」
カウラ
(ちょっと考えた)
カウラ
「ロ、ロールケーキ食べるんでしょ! 珈琲だって冷めてしまうわよ!」
阿光
「そうだな、残念だが、食べてからにしよう……」(肩をすくめて)
カウラ
「た、食べてから……って……、そんな、宣言されても……困るわよ」(真っ赤になりつつ、小さくなる
阿光
「困るだけで嫌じゃないんだな」
カウラ
「嫌なわけ……ないでしょ」

[utako] #横目にちろりと見て

阿光
「はは、折角のバレンタインデーの夜だし、思いっきりいちゃいちゃしようか」
カウラ
「せ、節度は守らないとダメよ! それに、23時までには帰らないといけないし……、その……、つ、着ける物はつけ……じゃなくて!」(頭を抱えて混乱してきた

[utako] #おっかさんが変な事言うから!

阿光
「着ける物?」
カウラ
「何でもないわよ、何でも……」

[utako] #はぅ、と慌てて手を振って座り直そうとすると……お母様から託されたブツがズボンのポケットからポロリと出てくる

阿光
「? なんだこれ」

[TK-Leana] # 拾い上げる

カウラ
「―――」(固まった
阿光
「なんだ、この、丸い……」
阿光
「――」(気付いた
カウラ
「私じゃなくて、それ私じゃなくてお母様がくれたもので、私にはそんな気なくて、私から別に誘ってるわけじゃなくて、要らないのだけれど―――お、お母様から貴方によ!」

[utako] #真っ赤になってテンパってる

阿光
「は、母親公認!?」
カウラ
「こ、公認!? ……、考えてみると……、いえ、認めてるわけではないんでしょうけれど……万が一の時に、って……事……かしら?」
阿光
「い、いやしかし、着け方とか、経験ないし……こ、これどうやってつけるんだ?」
カウラ
「知らないわよ!? そんなの聞かないでよ! 殴るわよ!」
阿光
「お、おう。流石に早い、うん、母親公認だとしても、まだ駄目だ」
カウラ
(ぷるぷると拳握ってたが、阿光の言葉にほっとして……拳を下ろす)「……もう、それ……適当に捨てといてくれるかしら……」
阿光
「うん、まだキスまで……にしておこう」
カウラ
(何度か、どう言うか考えるように戸惑い、意を決して……小声で、耳元でささやく)
カウラ
「さ、触るぐらいなら……、別に……良いのだけれど……」
阿光
(コーヒー吹きそうになって、済んでの所で飲み下す)
阿光
「……そ、そう、か」

[TK-Leana] # 真っ赤

カウラ
「え、えぇ……、まぁ……」(赤くなってプルプルしつつ

それから後はオフレコで

[utako] #何気ない様にロールケーキを食べてるが、ずっと真っ赤っか
[TK-Leana] # まあ、その後ケーキ食った後起こったアレコレはカタリンの胸の内にしまわれたという事で
[TK-Leana] # 一線は守られた!
[utako] #チョコチョコした事はオフレコに

ローザ
「(真っ赤になって色々声を賭けても反応が無い状態のカウラさんがゴムを持たずに帰ってきましたが……多分まだセーフ、大丈夫!)」
ローザ
「(――なのかしら……)」(ちょっと不安)
影蜥蜴
「(いや、特殊なことをしたのかもしれない……相手は中学生男子だ!! 侮れないぞ!!)」(手旗信号
ローザ
「(たしかにカウラさん、ちょっとこっちまで顔が赤くなりそうな匂いになってますが……いえ、まだセーフです。ユニコーンに乗れます)」(手旗信号
影蜥蜴
(頭の上で丸を作ろうとして……、×!)
ローザ
「(いやいや、まだ中学二年ですわよ!)」
影蜥蜴
「(僅かだが血の匂いもするぞ! これは……吸血した後にチュッチュペロペロしたか、裂けて血が出たか……どちらかである!)」
ローザ
「(い、いえ。未経験である事は、わたくし吸血鬼の嗅覚で分かりますわ……裂ける事なんて……裂ける……まさか、後ろの!)」
影蜥蜴
「(なん、だと……いや……、テンションに任せて、後ろなら大丈夫だとかバカな事をしたのかもしれん……!! 後ろか、まさか……後ろが初めてか!?)」

[utako] #嫌な母姉だなww
[TK-Leana] # ww
[TK-Leana] # まあ、流石にない

ローザ
「(いえ、流石に、流石にそれはありませんわ。カウラさんも吸血鬼ですし、血を吸ったり吸われたりするくらいなら許容範囲です、ええ)」

[TK-Leana] # 自分を落ちつけるように

カウラ
(思い出してニヤけたり、アハ、ウフフ、と笑ったりしてる)
影蜥蜴
(ぺちん、と平手)
カウラ
(ウフフ……)
影蜥蜴
「(やばい、こいつ、やばい)」
ローザ
「カウラさん、カウラさーん?」
カウラ
(ゆーっくり、ローザと影蜥蜴に視線を向けて、口に手を当てて……クフッと笑う)
影蜥蜴
「……無性に腹が立つが、気持ち悪い」
ローザ
「まあ、幸せそうならそれで良いですわ」(はぁ)

時系列

2013年バレンタインデー

解説

バレンタインデー、カウラをデートに誘う阿光。薔薇の花束を持って自宅まで迎えに行く中学生……
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月影れあな

月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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