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狭間06エピソード集

エピソード『おでんにお肉は入れません』


目次


エピソード『おでんにお肉は入れません』

登場人物

瀬香佳音
常識的な感性の持ち主。
橋本一司
家族そろってお肉大好き。

本文

佳音
「いくらお肉好きだからって、牛肉は普通おでんの具には入れないと思います」

[Toyolina] #そんなスーパーの精肉コーナー

一司
「え、お肉いれないの?」

[Hisasi] #橋本家では普通に入れてたらしい
[Hisasi] #父と弟が肉食系だからなあ

佳音
「牛すじくらいですよ?」
一司
「そっかぁ……でも普通に練り物とかだと物足りない気がして」

[Hisasi] #肉食だから

佳音
「どんな風に入ってたんですか?」
一司
「こう、小さなブロックを串にさして」
佳音
(串カツの衣ないやつみたいな感じかなとか思ってる)

[Hisasi] #橋本母、肉食連中がうるさいんで適当にブロック肉をあぶってつっこんだごようす

佳音
「そのままドボンですか?」

[Hisasi] #やつら肉食ってれば満足するから(ひどい
[Toyolina] #あぶったりとかせずにおでんつゆに突っ込んで煮たのかと

一司
「うん、軽くあぶったのを一緒に煮込んでたよ」
佳音
「それだったらお肉の汁出なくていいかんじかも」
佳音
「じゃあちょっと挑戦してみますね……」
一司
「うん!」

[Hisasi] #生肉を串にまとめて軽くあぶって焼け目つけてから投入

佳音
(ブロック的な肉とか串とか買って)「……バーベキュー用の串の方が使い回し効いていいかもしれないですね」
一司
「うん、そんな感じ」

[Hisasi] #肉肉
[Hisasi] #残念な肉食系男子だった

一司
「寒くなってきたし、お鍋やおでんがおいしいよね」

[Hisasi] #そして地味子と一緒にマイハウスでしょっちゅうごはん食べてて
[Hisasi] #お前男子としてそれでいいのか

佳音
「はい、暖まるのがいいですよね」

[Toyolina] #据え膳を食わない
[Hisasi] #肉を食う

佳音
「でもあくまでおでんなので、お肉は脇役、ですよ?」

[Toyolina] #やさいくえ的な

一司
「あ、うん。おでんの大根は僕も好きなんだ」
佳音
「大根だけ?」
一司
「大根とかちくわとかがんもどきとか」
一司
「玉子も好きだよ」

[Hisasi] #まだ色気<食い気なのか

佳音
「私はこんにゃくとか練り物かな……あとお揚げの袋の中身おもちになってるやつ好きです」
一司
「いいね、おもちとか入ってるんだよね、あれ」
佳音
「うん、初めて食べたときすごくびっくりしたんですけど、あ、おもちに甘くないのもありなんだって」
佳音
(やっぱりお肉とおでんって合わないんじゃ……でもやってみるだけやってみないと)

[Hisasi] #二人でおでんですか爆発しろし
[Toyolina] #二人でおでんですよこの野郎

佳音
「……なんかすきま、空いてるかも……」

[Toyolina] #この築二桁年数の橋本部屋

一司
「古いアパートだからねえ」

[Hisasi] #きっと近隣に爆発しろしと思われてるに相違ない
[Toyolina] #お隣さんが最近冷たい系

佳音
「窓とかピタって閉まってますか? 立て付け悪いと隙間とか出来るってこの前ビフォーアフターで……」

[Toyolina] #膝立ちで窓枠確認してる

一司
「一応しまってるけど、もうこれだけ年数立ってると立てつけとかそれ以前の問題になってきてるからなあ」

[Hisasi] #年数立ちすぎててもう

佳音
「夜とか寒くないんですか?」

[Toyolina] #地味子もカーデに黒スト装備に戻っている

一司
「結構寒いね、掛布団厚めの使ってるからなんとか」
佳音
「こたつとかないんでしたっけ……」
一司
「今度中古屋で探そうとおもってるんだよ」

[Hisasi] #新品などとても

佳音
「……いいですよね、こたつ。こたつあったら、入り浸っちゃうかも……」

[Toyolina] #こたつない→寒い→二人で布団にくるまって暖かい 的な妄想をしていたのが冒頭の三点リーダ部分
[Hisasi] #地味子ったら!!w
[Hisasi] #そして駄弟ったら、、

佳音
「でもこたつ置いたら、部屋のスペース、かなり食っちゃいますよ」
一司
「こたつが布団になっちゃいそうだね」

[Hisasi] #それは危険よ
[Hisasi] #こたつむりよ

佳音
「こたつで寝ると風邪ひくから、それは絶対ダメです」

[Toyolina] めっ

一司
「はーい」

[Hisasi] #さあ、冬よ
[Hisasi] #ここはひとつ勝負の時よ駄弟
[Hisasi] #駄から脱却するためにも
[Hisasi] #……きびしいなあ
[Hisasi] #ただ、一つアドバイスつすると
[Hisasi] #奴は押しに弱いわ!
[Toyolina] #そうね勝負ドキね(いろいろと)
[Hisasi] #はい^^
[Hisasi] #押されると弱いです

佳音
「……一司君がこたつと仲良くしすぎないように、見張りに来ないといけないですね……」
一司
「ごめん、気をつけるよ。でも来てくれるのは嬉しいな」

[Hisasi] #そして獣にあるまじき警戒心の薄さ(対地味子のみだけど
[Toyolina] #獣らしいといえばらしい
[Hisasi] #まあ、獣はいったん懐いてしまえばあほみたいに従順じゃないですか
[Hisasi] #某朱敏とかも

佳音
「朝から晩まで、三食昼寝つきで見張りします」
一司
「朝から晩まで、一日中?」

[Hisasi] #おいーーー駄弟ーーーー
[Hisasi] #どうしてこんなに駄目な子なの、、
[Toyolina] #めっちゃ素やった
[Toyolina] #額面通りすぎた

佳音
「い、一日中ですよもちろん。こたつに居ないときだって、予備校とか、図書館でも」
一司
「あ、え、うん……それは、うん、いいよね!」>流石に言わんとしたことの1割くらいは伝わった

[Hisasi] #一割かよ
[Toyolina] #一割

佳音
「一日より長くても……いい、ですけど……」
一司
「えっと、うん……その、ええと、い、一緒にいようね!」

時系列

2012年10月

解説

佳音と一司のいちゃいちゃシーン。もう一緒に肩を寄せ合って銭湯に行きそうな二人。もげろ。
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