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狭間06エピソード集 私立探偵部の日常

エピソード『GARDENの探偵』


目次


エピソード『GARDENの探偵』

登場人物

鏡阿光
ウル中私立探偵部部長。ハードボイルド(気取り)探偵。
豊秋竜胆
喫茶店GARDENのマスター。合法ロリだがロリババアとは違った方向性の貫禄。
カウラアード・シルフィ・ルートスペード
阿光の相棒。そして恋人。

本文

SE
からんからん
店長さん
「いらっしゃいませ」

[TK-Leana] # くたびれたトレンチコートの襟を立てて、ソフト帽を被ったハードボイルド気取りの中学生が
[Toyolina] #あらためて書かれると中二病すごそうですね
[TK-Leana] # 元々厨二病キャラとして作った男ですからね

店長さん
(禁酒法……?)
阿光
(軽く目礼して)「コートは何処にかければいいのかな」
店長さん
「コートかけ、使って下さい」
阿光
(さっとコートを脱いで帽子をかけ、カウンターに座る)
阿光
(さりげなく内装を見回しつつ)「この辺りの店に入ることはあんまり無かったんだが、なかなか良い雰囲気の店内ですね」
店長さん
「ありがとうございます、ご注文、決まりましたらおっしゃって下さい」
阿光
(メニューに目をやる)

[Toyolina] #コーヒーならなんでもある 紅茶はあまりない 緑茶がふたつみっつ
[Toyolina] #なお酒なら夜
[TK-Leana] # まあ、夕方くらいですね
[TK-Leana] # 中学生だし!

阿光
「コーヒーの種類多いんですね」
店長さん
「コーヒー屋でございますので……」

[Toyolina] #あとメイド服 店員は近所のJKがほとんど おれとく
[TK-Leana] # メイド服はスルーだ。ハードボイルドだしな!

阿光
「お勧めは?」
店長さん
「味の好みをお伺いしても?」

[Toyolina] #いくつかあるので

阿光
「酸味が強いのはあまり好きじゃないかな」
店長さん
「香りは強い方が?」
阿光
「うん、よろしく」
店長さん
「ではマンデリンベースでおつくりしますね」

[Toyolina] #なおお値段は525円のもよう

阿光
「マンデリンか……たしか、インドネシアの豆だったかな」

[TK-Leana] # コーヒーはあまり飲み慣れていないが、ハードボイルド探偵やるために勉強中なのである
[Hisasi] #ここはぐいっとのもうとしてにがっ><とやって欲しい、お約束的に
[Toyolina] #ウドのコーヒー
[TK-Leana] # 酸味が強いのは……とか言うから

店長さん
「酸味はほんと、難しいですね。ちょっと間違えると雑味が増えますし」

[Hisasi] #いいじゃないカッコつけで背伸びとか中学生らしくて

店長さん
「お待たせしました」
阿光
「専門家でもそういうのがあるのか……コーヒーは相棒が時々淹れてくれるんだが。紅茶を淹れるのは美味いのにコーヒーはイマイチな時が多くてな」
店長さん
(フィリップを想像してる)「プレス使えば割と安定して淹れられますよ?」
阿光
「へえ、プレスって言うと、上から押す奴ですよね」
店長さん
「ええ、紅茶でも使いますよね。アレだったら時間間違えなければ」
阿光
「ふむ……そんな効果な器具でもないし今度買ってみるか」

[TK-Leana] # と言いながら、砂糖なんか入れずそのままコーヒーに口をつけて

阿光
(一瞬、あ、苦い、って顔をするけどすぐに口をへの字に曲げて取り繕う)
店長さん
「いかがでしたか?」
阿光
「……あ、でも香りが大分違うな」

[TK-Leana] # と言いつつ、メニューに甘いものが無いか探す

店長さん
「比率は秘密ですが、ちょっとモカをブレンドしてます」
阿光
「ほう。オリジナルブレンドですか」
店長さん
「焙煎は自分ではしてないんですけど、ブレンドは自分でしてます……」
阿光
「ふむ、焙煎はやはり専門の人に任せた方が?」
店長さん
「自分で全部出来るスーパーな人もいますけど、私は、既にすばらしい焙煎職人の方の仕事があるので……それを使わせてもらってますね」
阿光
「なるほど……それは気になる情報ですね、店を開いてる方ですか?」
店長さん
「山の方で業販専門で焙煎してる人……うん、人ですね」
阿光
「山ですか……この辺は割と山ばっかりだが」
店長さん
「豆要るなら、原価+容器代(原価)で分けてあげられますよ?」
阿光
「ははは、よろしくお願いします。でもまあ、店の雰囲気と、マスターの淹れる味を堪能するのは、豆を勝手帰るだけじゃどうにもなりませんね」
店長さん
「まあ、それでお代頂いてるわけですし、そう言って頂けると嬉しいです」
阿光
「今度来るときは相棒も一緒に連れてきますよ……」(香りを堪能しつつちびちび珈琲を飲む)

[TK-Leana] # 一気に飲むと苦い

店長さん
「一回10キロも豆買って帰るわけにもいかないですしね」

[Toyolina] #賞味期限過ぎる

阿光
「あんまり多くても、使わないうちに味が落ちると哀しい」
店長さん
「相棒って、今の中学とか高校って、そういう言い方するんです? うちの子たち言ってないんで、気になります」
阿光
「ああ、俺は見ての通り……探偵をやってるんで。その相棒です。他ではあんまり聞かないな」

[TK-Leana] # 探偵をやってるんで、という中学生
[TK-Leana] # 丁度二年

店長さん
「あ、そうなんですか……探偵っていうの、もしかしたら初めてかも」

[Toyolina] #見ての通りとか辛いw
[TK-Leana] # あれ、店長鐘継とは面識なかったっけ
[Toyolina] #そういえば
[Toyolina] #彼が探偵という意識が僕の中でかなり欠損してた
[TK-Leana] # 里見の常識人枠という立ち位置

店長さん
(あ、でもないか)「ぜひ相棒の人と一緒にきてもらえたら。事件ないときとかに……」
阿光
「雰囲気の良い店だし、探偵みたいなのも入り浸ってるかと思いましたが……ふむ、他の同業者は自分で淹れてるのかな」

[TK-Leana] # 阿光の中の探偵のイメージ。コーヒーを飲む
[TK-Leana] # Barとかにも居ることがある
[TK-Leana] # カウラと掛け合いしてると大分印象薄れてたが、こいつかなり高水位の厨二病だったw
[Toyolina] #あっちも高位の中二病マスターですからね

店長さん
「どうなんでしょうね、私は探偵の人がお客さんにいるってあまり想定してなかったので、実はいるのかも」
阿光
「きっとそうですね。変装するのも探偵の仕事だし」
#想定客層
ロマンスグレー
店長さん
「自分で探偵っていうの、結構珍しいかもですね」

[TK-Leana] # ロマンスグレーとメイド女子高生を眺めながらコーヒーを淹れる仕事
[TK-Leana] # 店長さん良い身分ですね
[Toyolina] #さいこうやろ

阿光
「そうですね、みんな事件が無いと名乗らないのかも」
店長さん
「実は私も探偵かもしれません」
阿光
「美人女将が探偵って言うのはよく聞くが、喫茶店のマスターがっていうのはあまり聞きませんね」
店長さん
「小説とかだったら最近割とあるかんじですけど、実際にはいないですよねえ」
阿光
「理想と現実はなかなか合致しないものさ」
店長さん
「お仕事大変そうですしね……」
阿光
「なかなか副業で探偵という訳にもいかないんでしょうね……さて」

[TK-Leana] # コーヒー飲み終わってカップを置く

阿光
(時計をちらっと見て)「ありがとう、有意義な時間でした」
店長さん
「またのお越しをお待ちしてます」

[Toyolina] #学割どうしようとか笑顔の裏で考えているのだった
[Toyolina] #学生なら学割だが探偵だししなくてもいいかな的な
[TK-Leana] # 聞いてないのでメニュー通りの値段払いますね、阿光は
[Toyolina] #こっちも探偵としか効いてないので失礼になるかと考え……普通に525円ちょうだいした

阿光
「今度はもっとゆっくり出来る時に来ますよ。それでは……」(1025円から500円玉おつりをもらい、ばっとコートを着込んで颯爽と立ち去る)
店長さん
「……少年探偵……」

[TK-Leana] # まあ店長さんも見た目ロリだしな!
[Toyolina] #ええ

次は相棒と

[TK-Leana] というわけで次はカウラを誘って行く予告
[utako] 探偵としてコーヒー飲んできたなんて言われた日には相棒噴出すよ

# 阿光
「何故笑う……紅茶鼻から噴くな」(ハンカチを渡す)
#カウラ
(見ての通りとか言われた店長の心境kwskと思ったが…) 「…ま、まぁ面白そうね。喫茶店。行っても良いわよ」(ふきふき
# 阿光
「ゆっくり時間を味わうには、ああいう場所も良いかもな」

[TK-Leana] # 結局豆の方は買うの忘れてたし

時系列

2013年1月

解説

喫茶店GARDENに来店する阿光。お気に入りのようだが、外に出ると浮き彫りになるこいつの厨二病……まあ、リアル14歳である。
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月影れあな

月影れあな

ログ切り人。IRCでのNickはTK-Leana。 思いつきでキャラメイクしては一発ネタで終わることが多いため、参加者ページのキャラクターリストは出オチキャラの墓場になっている。
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