ど素人から職業クリエーターまで、TRPGと創作で架空世界を楽しむコミュニティ。TRPG+PBW+キャラチャ+創作。

ナレーション:九龍市 in 暴走機器
ナレーション:九龍市のとある工場…
弟子:「兄貴、最新機械人形が完成しやしたぜ」
兄貴と呼ばれた工場作業員:「でかした…後はここをこうして例のOSをぶっこんで…」
ナレーション:どうやら工場の主力製品(機械人形)の製作だったようだ
弟子:「これで、こいつを譲原やらに格安で売り飛ばせば…」
兄貴:「業績が一気に上がるな…と、これでよし」
ナレーション:異常はまったくないように見えた…が
ナレーション:突如機内に鳴り響く警報
兄貴:「んあ…何だ?手順書通りにやったはず…だが」
機械人形:「OSインストール完了、機内の全ての機能は掌握したんで派手に暴れさせていただきやす」
弟子:「げ!そんなバカな!例の場所で入手したやつをぶっこめば完了と…」
兄貴:「あ!こればったもんじゃねぇか!インチキだ!」
ナレーション:「画面に輝くグレムリンという文字と怪物の画面」
ナレーション:畜生!と叫び終わるまでに機械人形は工場の扉をぶち破って夜のハイウェイに飛び出していた…
ナレーション:一方そのころ、九龍市
ナレーション:診療所でいつもの課業を終えた後、TVをつけると警報番組が流れていた
キャスター:「大変です。九龍市高速道路に突如、正体不明の機械人形が現れました。機械人形は重火器を乱射してなおも暴走中!危険です!ハイウェイは…ぬわ~!」
ナレーション:TVの画面は真っ暗となった…
エリカ:「あら、このハイウェイ近いわね」
ナレーション:外ではハイウェイが近いのか、爆音と銃声が聞こえ人々の恐慌する声が聞こえていた…」
エリカ:「ちょっと、私、治療しにいってくるので、あとは任せたわ」
ナレーション:保健室のおねぇさんは白衣の上からコートを羽織り、外に出ていく
エリカ:「ざんねん。今日は残業ね」
アルバイトの助手:「え…?そんな、待ってくれよ!俺医者の心得はねえぞ、事務しか…」
ナレーション:助手の響きはむなしかった
ナレーション:九龍市ハイウェイ
付近の住民:「うわ~」「何だってんだよ!」「誰かあのいかれポンチを止めて~!」
ナレーション:現場は騒然としていた
エリカ:「はーい、みなさん。保健室のおねぇさんでーす。ここは危ないのでこの場から離れていてくださいねー」
ナレーション:保健室のおねぇさんは、スタスタと銃声のする方に向かっていく
ナレーション:その一声を聞いて恐慌をきたしていた人々はいったん静まった、住民のひとりが出てくる
住民:「お…おい、大丈夫か?日ごろからあんたには世話になってるが、事故で死亡は勘弁してくれよ…」
住民:「止めるってんなら止めはしないが…相手は相当キテるぜ?気をつけてくれよ。何せ腕のいい医者なんだからな。あんたは…」
エリカ:「大丈夫ですよ。私に治療できないものはありません。」(ニコリとわらう)
住民:「わかった。気をつけてな!」
ナレーション:住民たちの応援を背に、あなたは現場へと向かう
ナレーション:ハイウェイ・現場付近
エリカ:「もし怪我をしているものがいるなら、もよりの病院へ。落ち着いて行動すればなんてことはありません」と言って去る
グレムリン:「うぇ~うぇうえっうぇ!俺は世界最速だ!目の前に立つものは粉砕じゃ~!」
ナレーション:巨大な機械人形が時速200キロオーバーでハイウェイを駆け抜けている
保健室のおねぇさん:「さて、患者は貴方ですね?」
グレムリン:「あ?何だ?」
ナレーション:駆け抜ける横を併走して現れるエリカ
エリカ:「あなたは病気です。わたしが治療に来ました。」
グレムリン:「ほほ~俺の早さについてこれるとはな…」
ナレーション:速度を緩め、着地する機械人形
エリカ:「これくらいは健康であれば誰でも出来ることです」
グレムリン:「普通の人間にそんな芸当ができるたぁ~驚きだ…病気ねぇ、面白い、治療できるってんならやってみろ!」
エリカ:「さて、問診といきましょうか。なぜこのようなことをしているのです?」
ナレーション:グレムリンがエリカに対し戦闘態勢をとる
エリカ:「暴れていては治療が出来ません。拘束しますね」(ニコリと戦闘準備)
グレムリン:「はっ!ネットの海に放流されてから退屈な日々をすごした!もう誰かが引っかかるまで待ち続けるなんて日々はやってらんねぇ!」
グレムリン:「また退屈な日々をすごすってんなら…始末してやろう!」
ナレーション:戦闘開始です
ナレーション:グレムリンのステータスは同じ機械人形の凱と同じとします
エリカ:「海に放流ですか、それは大変でしたね。ですが暴れる理由にはなりませんよ」(メスを取り出す)
ナレーション:ステータスは凱を参照をお願いします
ナレーション:保健室のおねぇさんはネットの海とか知らないので、本当に海に放流されたと思ってる
ナレーション:先攻と後攻を決めます
21:36 (emrio) 2d6
21:36 (Role) emrio -> 2D6 = [3,4] = 7
21:36 (erika) 2d6
21:36 (Role) erika -> 2D6 = [3,3] = 6
ナレーション:エリカ先攻、グレムリン後攻です
ナレーション:どうぞ
ナレーション:外科手術13 美人3  強制力9 目標値7
21:38 (erika) 2d6
21:38 (Role) erika -> 2D6 = [2,4] = 6
ナレーション:成功
エリカ:「整形はいかが?美人になれますよ」
グレムリン:「何だ…!?」
ナレーション:華麗なメスさばきが敵を切り裂く
エリカ:「いえ、少し特徴的な顔をしていると思いまして」
グレムリン:「特徴的だと…」
ナレーション:襲い掛かる刃を旋回して交わそうとする
ナレーション:運動能力13、短気3で16、強制力9引いて7
21:43 (emrio) 2d6
21:43 (Role) emrio -> 2D6 = [1,1] = 2
ナレーション:2なので防御成功
ナレーション:大出力のブースターで旋回してメスの一撃を全て交わす
エリカ:「動くと、治療が出来ません。やはり、拘束してからでしたね」
グレムリン:「医者か…お前…」
グレムリン:「それにしても俺の整った顔を特徴的だと!許さん!」
エリカ:「申し遅れました。保健室のおねぇさんです。以後お見知りおきを」
グレムリン:「名前になってねぇじゃねえかよ!まあいい、食らえ!」
エリカ:「肌が固く、角張ってらっしゃる」
ナレーション:内臓火気のマシンガンを乱射してきた
ナレーション:運動能力13、内臓火気3で16、強制力10、目標値6
21:46 (emrio) 2d6
21:46 (Role) emrio -> 2D6 = [4,4] = 8
ナレーション:振りなおし 残り体力14
21:46 (emrio) 2d6
21:46 (Role) emrio -> 2D6 = [6,5] = 11
ナレーション:行動失敗
ナレーション:数うちゃあたる的でたらめ放火だったため全て見切られた模様
グレムリン:「深く考えてられっか!連射じゃ!」
ナレーション:保健室のおねぇさんはスタスタ近づく
ナレーション:2ターン目、先攻と後攻を決めます
21:49 (emrio) 2d6
21:49 (Role) emrio -> 2D6 = [2,5] = 7
21:49 (erika) 2d6
21:49 (Role) erika -> 2D6 = [1,6] = 7
ナレーション:同値だったので先に7だしたこちらが先攻、エリカ後攻
ナレーション:どうぞ
グレムリン:「おっと、近づかれるわけにはいかねぇな…」後ろに飛びのき食らえ!
ナレーション:今度はマイクロミサイルを連射してきた
ナレーション:マイクロミサイル10、短気3で13 強制力8、目標値5
21:51 (emrio) 2d6
21:51 (Role) emrio -> 2D6 = [1,6] = 7
ナレーション:振りなおし 残り体力13
21:52 (emrio) 2d6
21:52 (Role) emrio -> 2D6 = [6,2] = 8
ナレーション:行動失敗
ナレーション:保健室のおねぇさんはスタスタ近づく
ナレーション:嵐のようなマイクロミサイルは全てかなたへと飛んでいく
ナレーション:怪しいお薬14 愛3で17 強制力11 目標値6
21:53 (erika) 2d6
21:53 (Role) erika -> 2D6 = [3,5] = 8
ナレーション:振りなおし集中力10→9
21:54 (erika) 2d6
21:54 (Role) erika -> 2D6 = [3,2] = 5
エリカ:「大丈夫、怖くありません。さぁ、お薬の時間ですよ」(スタスタ近づいて口に流し込もうとする)
グレムリン:「げっ!よくわからん薬品がきた!」後ろに飛びのこうとした模様
ナレーション:運動能力13、短気3で16、強制力11引いて5
21:56 (emrio) 2d6
21:56 (Role) emrio -> 2D6 = [2,4] = 6
ナレーション:防御失敗
グレムリン:「ぐぼ!ごぼぼぼぼ…ぐええええ」
ナレーション:「大丈夫。怖くない。怖くない。はい、飲み込みましたね」
ナレーション:一気に薬品を注がれたら背中のハッチが開いた
ナレーション:中に気絶した工場関係者とグレムリンのOSが起動しているのが見える
弟子:「ふが…ふが…ふが…」
ナレーション:二人ともかなり無茶な運転に振り回されたのか、げっそりしている
エリカ:「これはいけません」
ナレーション:救出とOS起動停止なら今しかない
ナレーション:保健室のおねぇさんは2人を治療するために、外に出す。そして、OSが治療部位であるので切断する
エリカ:「腫瘍摘出」
ナレーション:とたんに機械人形は機能を停止した
兄貴:「うが…うが…うが…」
ナレーション:二人は音もなく地上に落下した
ナレーション:二人の治療を開始してから数分後…譲原の使いが大勢やってきた
エリカ:「外に出してその場で治療」
譲原エージェント:「大丈夫か?何があった…ってより、この二人は九龍の工場の者じゃないか…」
ナレーション:事情を説明するか?
エリカ:「この患者の体内にいました」(機械人形を差して)
譲原エージェント:「何てこった…お前さんには迷惑をかけた」
エリカ:「応急処置はしましたので、回復してから事情を聴いてください。わたしは患者を止めただけです」
譲原エージェント:「しかし、この機械人形何が原因でこんなことに…」
ナレーション:譲原のエージェントの一人が機械人形内に怪しげなプログラムの後がありと報告する
エリカ:「これが腫瘍です。私の医者としての感がつげています。切った部品を渡す」
譲原エージェント:「ああ、大方妙な場所からOSインストールしてこんなことになったってことだな
譲原エージェント:「部品はいただいておく、ひとまずよくやってくれた。後は俺たちに任せな」
エリカ:「あなたたちもウィルスにはお気を付けを」
譲原エージェント:「ああ、肝に銘じておく」
ナレーション:その後、事件は譲原家によってうまい事処理された
エリカ:「さて、けが人が私の病院にも来ているでしょう。助手もそろそろてんやわんやでしょう。助けに行きますか」
ナレーション:騒ぎを起こした張本人(工場の弟子と兄貴)については見事に製作者から作業員に降格させられた模様
ナレーション:やがて一夜が明けた
アルバイトの助手:「ああ、そうかもしれないっすね…ったく、OSとかダウンロードするなら信頼できるとこでやれっての…考えなしはよくないっすね」
アルバイトの助手:「いつまでもそういう話してても始まらないっす、これ、買ってきた代物ですがどうっすか?」
ナレーション:カモミールティ、精神リラックスと箱に書かれていた
エリカ:「えぇ、清潔に保たれているところでやらなくては、菌に感染してしまいます。やはり、日頃、清潔にしておくのは大切です」
アルバイトの助手:「全くだ…っとわいた。どうぞ」
エリカ:「ありがとう。ちょうど、喉が渇いていたところです。乾燥は病気の元です。」
ナレーション:カモミールティと口にする二人、季節は冬、オノゴロにも肌寒い大気が流れていた
ナレーション:シナリオ終了
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