ど素人から職業クリエーターまで、TRPGと創作で架空世界を楽しむコミュニティ。TRPG+PBW+キャラチャ+創作。

ナレーション:役者は全て揃った。全てはここで決まる。終わらせる…各自の思惑は色々あるが、この動乱を終結させるという意思は共通していた…
ナレーション:bayside23 ファントムサイドストーリー the crime peoples 悪党共 最終幕
凱:「集まったな…全員対岸に集結しているぜ…いかにもこれから一発決めるって雰囲気だぜ」
ナレーション:双方、町の中心部を流れる川を境界に、全ての勢力が集結していた
凱:「エリ姉、これから一発始まるが心の準備は大丈夫か?鳴神の旦那も」
ナレーション:双方とも嵐の前の沈黙と思しき状況の中、凱が二人に声をかける
鳴雷:「ええ、ええ、これが終わったらいつでも」(吸ってるたばこを掲げて
エリカ:「私は医者ですから、いつでも準備はOKです。戦いが始まらないと忙しくなりませんけども」
凱:「頼もしいねぇ!私立探偵とは思わない貫禄だぜ!」
凱:「エリカ姉ぇ…医者なのに相変わらず度胸が据わってるぜ」
エリカ:「タバコは健康によくありませんが、今は景気づけとしてほうっておきましょう」
ナレーション:凱が軽口をたたいているとやがて、コンクリートの王が口火を切った
エリカ:血を見た場数が違いますから(手術とかで)
コンクリートの王:「よう!オーガ会の筋肉野郎!ここに来たって事は今日こそ決着をつけよう、って事か!ない知恵絞ってたいそうなこと考えたじゃねぇか!」
コンクリートの王:「その見事な筋肉に敬意を払って石にして根城の玄関に飾ってやってもいいぜ!もっとも、芸術品とは言えないだろうがな!」
オーガ会ボスセルゲイ・グロ・ソローキン:「はっ!大した度胸じゃないか!今から始まる戦いで俺に頭をかち割られなけりゃいいがな!どっちがこの地の王か今この場で証明してやろう!」
コンクリートの王:「そっくりそのまま返してやるよ。その言葉!野郎共!始めるぞ!」
ナレーション:決戦の火蓋は切って落とされた!
ナレーション:戦闘です。といっても双方とも一斉に戦闘を開始し始めました。敵の猛攻を振り切ってボスの元に向かってください
ナレーション:ちなみに、猛攻は強制力と目標値判定で行います。では始めます
凱:「よっしゃ!始まった!行こうぜ!敵のボスを叩き潰せば連中は総崩れになるだろうぜ!」
ナレーション:さっそく移動を開始するエリカ達
ナレーション:まずは私がダイス判定を行います
オーガ会組員:「おら!叩き潰したる!」
ナレーション:オーガ会組員が立ちふさがった
鳴雷:「王将をとるまでなるべく体力を温存してくださいね…」
エリカ:「決して死なないでくださいね。それ以外でしたら必ず直しますので」(応援)
ナレーション:関門1 こちらは内臓火器:3 ドリルアーム:13の16で強制力:9 目標値:7で判定開始
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [1,4] = 5
ナレーション:攻撃命中
ナレーション:敵の判定です
ナレーション:突っかかってきたオーガ会のチンピラに凱のドリルアームが炸裂する!
ナレーション:オーガ会一般構成員 腕っ節の強さ:3 喧嘩術13で16 強制力9を引いて7
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [5,3] = 8
ナレーション:防御失敗、攻撃命中しました
オーガ会構成員:「ぬおおおおお!!!!」
ナレーション:凱の強烈な一撃を真正面から食らって遥かかなたまで吹っ飛ばされた
凱:「よっしゃ!」
ナレーション:周辺に敵はいなくなったようだ。他のエージェントなどに任せて先を急ごう
ナレーション:関門1クリア、先に進みます
ナレーション:ちなみに関門は残り1
エリカ(PL発言):関門1はもうくりあする必要はないのね
凱:「とっとと突っ切るぜ!」
ナレーション:はい
ナレーション:次の関門を突破後、オーガ会のボスとの先頭に入ります
鳴雷:「おー、おみごとです凱さん」
ナレーション:「3人が一気に戦場を駆け抜けていると、次に目の前に現れたのはシェルターであった魔人ジャランダーラであった」
エリカ:「あら。またお会いしましたね」
凱:「どうってことはねぇよ…今度は強敵が現れたな。旦那、エリカ姉ぇ、油断すんなよ」
ジャランダーラ:「ふん!あのときの小娘か!つれがいるようだが今度はシェルターの時の様にはいかんぞ!」
ナレーション:「腕をブンブンぶん回し威嚇するとともに立ちふさがった!」
ナレーション:関門2です。突破すればボスです。誰か戦闘やってみたい方いますか?
エリカ:「消耗して仕方ないので。わたしが行きましょうか?」
凱:「OK、エリカ姉、任せたぜ」
ナレーション:凱は後ろに下がることとなった
鳴雷:「雑魚散らしは任せてください」(近づいてくる雑魚を倒しつつ)
ジャランダーラ:「あの時と同じ小娘が相手か!そこの二人は骨のありそうな奴だと思ったんだがな…まあいい!決着をつけようぞ!」
エリカ:「わたしも骨はありますよ。人間ですからね」
ナレーション:試合相手が決まると見るや闘気を全開にして襲い掛かってきた!」
kikakuguy -> 2D6 = [2,2] = 4
erika -> 2D6 = [4,1] = 5
ナレーション:では私がダイス目が小さかったので1ターン目は私が先行です
ジャランダーラ:「その様な自信!打ち砕いてくれるわ!」
ナレーション:ジャランダーラの豪腕がエリカに襲い掛かる!
ナレーション:鍛え上げられた筋肉:3 阿修羅闘神拳:13 16 強制力:11 目標値:5
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [4,6] = 10
ナレーション:外れました
ナレーション:確かに豪腕だが速度が相変わらず遅い、貴女は軽やかなステップで攻撃を避けた
エリカ:「せっかちな男の人は嫌われますよ?」
ナレーション:さのさんのターンです
エリカ:「そんなあなたの特効薬はコレです」
エリカ(PL発言):愛:3 怪しいお薬:15 18 強制力:10 目標値:8
(Role) erika -> 2D6 = [1,1] = 2
エリカ(PL発言):薬瓶を投げる
ナレーション:群青色の液体が入ったビンが羅刹に向かって投げられる
ジャランダーラ:「何だ?子供だましか?」
ナレーション:苦行に耐える精神力:3 格闘13で16 強制力10を引いて6
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,1] = 4
ナレーション:防御成功ですが関門はイベント戦闘なので演出します
ナレーション:打ち砕かれるビン!中に入っていた液体が途端に敵に降りかかる。何が起きたのかはじめのほうは理解できなかったようだ。始めのほうは
ジャランダーラ:「ええい!下らん子供だましを!仕切りなおしだ!」
ナレーション:2ターン目突入
kikakuguy -> 2D6 = [5,5] = 10
erika -> 2D6 = [4,1] = 5
ナレーション:エリカ先攻、ジャランダーラが後攻で2ターン目スタート
エリカ(PL発言):頑固:3 怪しいいお薬:15 18 強制力11 目標値7
(Role) erika -> 2D6 = [2,1] = 3
エリカ(PL発言)演出は相手の成功失敗の後でいいですか?
ナレーション:OK
ナレーション:ではこちらも
ナレーション:鍛え上げられた肉体:3 阿修羅闘神拳:13 16 強制力11を引いて5
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [5,6] = 11
ナレーション:エリカの攻撃成功
エリカ(PL発言):では、最初に薬瓶を投げたあとは、攻撃態勢を解いて、じっと時計を気にしている
エリカ:「あと5秒ですね」
ジャランダーラ:「うぬ!また小細工か…・・・・・な、何だ。体が急に!」
エリカ:「精神安定剤です。もう戦う気力は残っていないはずです。菩薩のような心といいましょうか?」
ナレーション:体中から闘気が見る見る失われていき、完全に無力化状態となった
保健室のおねぇさん:「貴方は羅刹族の様に見えるので羅刹と菩薩を掛けてみました」(にこり)
ジャランダーラ:「ぬかった…精神安定剤で我の闘気を消滅させるとは…不覚!」
凱:「はは…大した洒落だぜ全く…」
ナレーション:戦闘中加勢に入ろうとした構成員を全員なぎ倒していた凱もこの様子をみてあっけに取られる
ジャランダーラ:「…もはや、報酬分の働きは十分やった!時、すでに満ちたり!」
ナレーション:戦意を喪失したとはいえ人外、並外れた跳躍力で戦場を後にする
ジャランダーラ:「さらばだ!これ以上うぬらの大騒ぎに合わせる気は無い!」
ナレーション:そのまま彼方へと飛び去っていってしまった
保健室のおねぇさん:「別に力に頼らなくても、死が無くても戦いは終わるということですね」
凱:「おい…あのどうみても羅刹族に見えたおっさん、金で雇われた用心棒だったって訳かよ…」(最後の一人を倒して)
鳴雷:「存外切れ者でしたねえ」
凱:「ああ、全く大したもんだよエリ姉は…あんなに体格差のある相手を流血なしで退けるなんて…さて」
ナレーション:各地で戦闘をしらせる爆音が響く中、3人の目の前にオーガ会首領、セルゲイが鎮座していた
セルゲイ:「ほう…やるじゃねぇか、ここまでの使い手とはね…」
対峙する3人とセルゲイ
セルゲイ:「気に入った!どうだ?あの連中の手助け何ざやめて俺の元に来ないか?お前たちなら何でも地位を約束してやろう!」
ナレーション:ゲスイ要求をするセルゲイ
凱:「ハッ!チンピラの舎弟なんざごめんだぜ!!!」
ナレーション:セルゲイに対し中指を立てる凱
ナレーション:相変わらず無茶な演出失礼します
鳴雷:「私も生憎ここいらの渡世の地位には興味ないもんで」(頭をかきつつ
エリカ:「オーガ会は力なきもの、弱いものに対しては何処までも横柄な態度を取ります。それは私の信念と相いれません」
ナレーション:鳴雷の言葉と態度には丁重にお断りする雰囲気があったがその目と表情には悪には屈しないという強い意志が宿っていた
ナレーション:エリカの力強い表情と言葉、それは自分と同じ様な人々を増やすのを阻止するという意思の表れであった
ナレーション:3人全員が従わない!という意思を見せたのを見るとセルゲイは満足そうな様子であった
セルゲイ:「それでいい!それでこそ倒すにふさわしい相手だぜ…こい!オーガ族の伝統に従って力と力でもって答えて見せよう!」
ナレーション:ラストバトルスタート
※このシナリオの一番のハイライトとなったラストバトルが始まる
ナレーション:先攻・後攻を決めます。ではダイス振ります
kikakuguy -> 2D6 = [6,5] = 11 凱11
kikakuguy -> 2D6 = [5,6] = 11 セルゲイ11
erika -> 2D6 = [5,5] = 10 エリカ10
narukami -> 2D6 = [4,3] = 7 鳴雷7
鳴雷→エリカ→セルゲイ→凱の行動順となります
ナレーション:1ターン目スタート
ナレーション:鳴雷の手番です
鳴雷(PL発言):格闘:13 生電体質:3 強制値10 目標値6
22:21 (Role) narukami -> 2D6 = [1,1] = 2
鳴雷(PL発言):成功
ナレーション:OK、では敵の防御行動に入ります
鳴雷(PL発言):(生体電流をブーストし雷速の踏み込みから心通打を繰り出す
セルゲイ:「ほう!雷電術使いか!」
ナレーション:210メートルの巨漢:3、原始的武器戦闘:13で16 強制力10を引いて6
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [6,5] = 11
ナレーション:振りなおします
ナレーション:体力マイナス1 残り体力17
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [6,2] = 8
ナレーション:防御失敗、鳴雷の雷撃を直で受けます
セルゲイ:「ぬ…ぐううううう…」
ナレーション:防御して耐えようとしたが目にも留まらぬ連続攻撃に結構応える
凱:「やったか!?…?」
ナレーション:セルゲイが立ち尽くす
セルゲイ:「なかなかやるな…誰に戦いを教わった…?」
ナレーション:吹き抜ける土煙、立ち尽くす二人
鳴雷:「手ごたえはあったつもりなんですがね…?」(にやりと笑って距離をとる)
セルゲイ:「悪魔で答える気は無いというわけか、よかろう。ますます楽しくなってきたぜ!」
ナレーション:相手の筋肉が増加した!…ように見えた
ナレーション:エリカの手番です
エリカ(PL発言):外科手術:13 精神破綻:3 16 強制力9 目標値7
(Role) erika -> 2D6 = [6,4] = 10
エリカ(PL発言)振りなおし体力
(Role) erika -> 2D6 = [6,2] = 8
エリカ(PL発言)振りなおし
(Role) erika -> 2D6 = [1,1] = 2
エリカ(PL発言)体力5→3
エリカ:「まずは相手の情報を得るために切り裂きます」
ナレーション:エリカの華麗なメス捌きが敵を切り裂く!
エリカ(PL発言):全てが人体の弱点を狙った攻撃
ナレーション:防御判定です 俺サイキョー:3 運動能力:13で16 強制力9を引いて7
22:35 (Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,2] = 5
ナレーション:防御成功、演出します
セルゲイ:「ほう…お前、医者か?メスをここまで使いこなす何ざ医者以外に考えられんな…だが!」
ナレーション:セルゲイがフン!と回転ラリアットをお見舞いするとメスは全て叩き落された
セルゲイ:「今度はこっちから行くぜ!そこのオツムがからっきしな奴!お前からだ!」
ナレーション:セルゲイの一撃が凱に襲い掛かる!
ナレーション:イベントです。一方その頃…
ナレーション:シェルター内医務室
ダイジロー:「はっ…」
ナレーション:突如起き上がるダイジロー
ダイジロー:「な…何だこりゃ…一体どうなってるんだ…」
ナレーション:分からない、一体なんで俺がこんな所で、混乱していると男の声
医務室の室長:「おい!動くな!」
ナレーション:医務室の室長から怒声が飛ぶ
ダイジロー:「何だと!てめぇ!俺が誰か知ってるのか…いてててて…」
ナレーション:まだ傷が痛む。当然だ。いくら治療してもらったとはいえまだ完全に傷は治ってない
医務室の室長:「エリカさんって人がお前のことを助けてずっとここで看護してたさ。お前みたいなチンピラでも命は命なんだとさ…全く、大した人だよ。あの人は」
医務室の室長:「良かったな。聖女みたいな人に助けてもらえて。他の人ならお前みたいな奴は助けんだろうさ。俺ですらそうだ」
医務室の室長:「お前の処分は完全に傷が癒えてからお上が決める。だそうだ。それまでゆっくりしてんだな…」
ナレーション:どうにもならんよ、全く。などとぼやきながら別の持ち場に移動していく室長
ダイジロー:「俺が…あの女に助けてもらった…そんな、事が…」
ナレーション:脳裏に響く懐かしくも厳しい声
声:「ダイジロー!お前、何をやっとるか!人様に迷惑をかけてさらにこんなお前でも助けてもらって…」
声:「今すぐ助けてくれた人に恩返ししに行け!今までの罪滅ぼしだ。お前しか出来んことがある…」
ダイジロー:「………じっちゃん…」
ナレーション:彼に、一つの決断が出来る
ナレーション:一方その頃シーン終了
ナレーション:戦闘シーンに戻ります
セルゲイ:「食らえ!俺の反則技延髄蹴りだ!」
ナレーション:強力な一撃が襲い掛かる!
暴虐:3 反則技:13 16 強制力:10 目標値:6
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [6,5] = 11
ナレーション:攻撃が外れました
凱:「そんなチョロイ攻撃が聞くか!」
エリカ(PL発言):ところで延髄蹴りって反則技でしたっけ?
ナレーション:プロレスの反則技毒霧以外に知らなくて、一先ず今は延髄蹴りという事で
エリカ(PL発言):OK
ナレーション:体のブースターを起動させて緊急回避する
凱:「今度はこちらから行くぜ!」
ナレーション:内臓火器:3 マシンガン:13 16 強制力:11 目標値:5
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [5,6] = 11
ナレーション:振りなおします
ナレーション:体力残り14
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [5,4] = 9
ナレーション:攻撃が外れました
ナレーション:凱の放ったマシンガンが敵の動きにより全て外れる
セルゲイ:「おいおい!考え無しに乱射されても困るぜ!」
ナレーション:2ターン目に入ります
ナレーション:もう1シーン一方その頃が入ります
ナレーション:前線でセルゲイと死闘を繰り広げる譲原のエージェント、ならびに住民武闘派と武神市警備団連合ならびにエリカ達
ナレーション:そんな様子をよそにコンクリートの王は様子を伺っていた
コンクリートの王:(そろそろだな…)
ナレーション:コンクリートの王が部下たちに気づかれないように一斉に合図を出す
コンクリートの王:「よ~し…よくやった。後は連合団とかに任せて俺たちは高みの見物としゃれ込めばいい!」
コンクリートの王:「無駄な犠牲は出さずにおくぞ!お前ら!引き上げだ!」
ナレーション:合図と共に戦場を離れるコンクリート・デン
コンクリートの王:「戦力は温存しておくべきってね。おっと、お前も良くやったよ…石平からの旦那…」
ナレーション:黒いフードの男は何も語らなかった。ただ戦況を見据えている
コンクリートの王:「俺達が戦うふりをしている間オーガ会の戦力を分断する工作を行ってアホなオーガ会の連中を一網打尽にしてくれたのは実に爽快だったぜ…約束どおりこの戦いが終わったらお前にシェルターの権限とこの地の一等地をやろう。全く!何もかも上手くいって一族様様だぜ!」
ナレーション:大笑いする王をよそに石平からの刺客は不気味な目を光らせていた
ナレーション:一方その頃、終わり
ナレーション:2ターン目です。ちなみに次の3ターン目でラストです。以降はイベント戦闘となります
ナレーション:頑張りましょう。では先行、後攻ダイスです
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,4] = 7 凱7
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [5,5] = 10 セルゲイ10
(Role) erika -> 2D6 = [3,6] = 9 エリカ9
(Role) narukami -> 2D6 = [1,2] = 3 鳴雷3
ナレーション:行動順は鳴雷、凱、エリカ、セルゲイ
ナレーション:2ターン目スタート
ナレーション:鳴雷の行動順です。どうぞ
鳴雷(PL発言):心通:15 生電体質:3 強制値:11 目標値:7
(Role) narukami -> 2D6 = [6,6] = 12
鳴雷(PL発言):降り直し
(Role) narukami -> 2D6 = [3,6] = 9
(Role) narukami -> 2D6 = [6,4] = 10
(Role) narukami -> 2D6 = [5,6] = 11
(Role) narukami -> 2D6 = [5,6] = 11
(Role) narukami -> 2D6 = [4,6] = 10
(Role) narukami -> 2D6 = [1,6] = 7
鳴雷(PL発言):成功
鳴雷(PL発言):体力2 集中12
鳴雷:「やはり、コンクリートの王の手勢が退き始めてましたね…」(心通打を繰り出し続ける)
セルゲイ:「仲間が裏切ったってか?あいつはああいう奴だって想像つかなかったのかよ!」
ナレーション:防御判定です 人知を超えた腕力:3 運動能力13 16 強制力11を引いて5
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [4,1] = 5
ナレーション:防御成功、演出します
ナレーション:間抜けが!とか何とか聞こえた気がするがすばやい動きで心通打を叩き落す
凱:「やっぱり連中裏があったか!だが今はてめぇを倒すのが先だ!」
ナレーション:凱の全身のミサイル発射管が開きセルゲイに向かって一斉射撃!
ナレーション:内臓花器:3 マイクロミサイル:10 13 強制力:8 目標値:5
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,1] = 4
ナレーション:全弾命中、防御判定の演出します
セルゲイ:「ぬお!これはたまらん!」
ナレーション:叩き落すのに無理があると悟ったので必死に避わす行動に出た
ナレーション:俺サイキョー:3 運動能力:13 強制力8引いて 5
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,3] = 6
ナレーション:防御失敗、全弾命中
ナレーション:流石にこれだけの数のミサイルを避けきることは出来ず全て直撃を受けることとなった
凱:「やったか!?」
ナレーション:立ち込める煙、不穏な空気。倒したかに思えた…だが敵は立ち尽くしていた。全身から血を噴出しながら
セルゲイ:「て…てめぇら…!」
ナレーション:怒りの表情が浮かぶと共に体色が赤く変色していた
ナレーション:エリカさんの手番です
エリカ(PL発言):怪しいお薬:15 力の暴走:3 18 強制力:12 目標値:6
(Role) erika -> 2D6 = [3,6] = 9
エリカ(PL発言):振りなおし集中力
(Role) erika -> 2D6 = [6,1] = 7
(Role) erika -> 2D6 = [3,2] = 5
エリカ(PL発言)集中力10→8
エリカ:「これはマズイですね。間に合えばいいのですが」
エリカ(PL発言)青い小瓶を投げる
ナレーション:鎮静剤の入った青い小瓶が敵に向かって飛んでいく
セルゲイ:「な…なんだ!」
ナレーション:手で振り払おうとしたが…
ナレーション:学問の素養0:3 暴力万歳;13 16 強制力12を引いて4
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,1] = 4
ナレーション:防御成功
ナレーション:鎮痛剤のビンをこぶしで叩き壊す!しかし薬品をそのまま体に受けることとなった
セルゲイ:「ガッ!…コノエキタイハイッタイ…」
エリカ:「さぁ?」
ナレーション:すでに人の意識を失いかけているのを感じさせる
ナレーション:鎮痛剤でセルゲイの特徴と技能全てに-1修正がつきました
セルゲイ:「ワラワセルナ!コムスメ、ヒネリツブシテヤロウ!」
エリカ:「ちょっと副作用が強すぎますね。これは」
ナレーション:暴虐:3 プロレスか何かに似た我流格闘戦闘:13 -修正1につき2と12で14 強制力:12 目標値:2(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,3] = 6
ナレーション:振りなおし
ナレーション:残り体力16
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [4,1] = 5
ナレーション:振りなおし
ナレーション:残り体力15
(Role) kikakuguy -> 2D6 = [3,6] = 9
ナレーション:攻撃失敗、演出します
ナレーション:すでに意識が正常ではなかったため攻撃がでたらめだった
セルゲイ:「クラエエエイ!」
ナレーション:でたらめな方向にとにかく拳撃を見舞う
エリカ:「これは薬のせいでしょうか、、ちょっと想定よりやばいですね」
凱:「お…おい、やべえぞ…あいつ、ついに気がおかしくなっちまったか…」
ナレーション:軽やかに攻撃をかわすエリカと対照的に怒りで我を忘れたセルゲイの狂的とも癒える振る舞いに初めて戦慄を覚える凱」
ナレーション:3ターン目、ラストバトルシーン。イベント戦闘となります
鳴雷:「このまま自滅してくれるといいんですがね」
セルゲイ:「ガー!グアアアア!!!」
エリカ(PL発言):投げた薬のせいなのか それ以外のせいなのかによってリアクションが違うのですが どちらですか?
ナレーション:「頭を抑えながら不安定な感情を必死で制御しようとするセルゲイ、体からは湯気が立ち上っており体色は炎のように赤い
ナレーション:怒りで我を忘れていたときに特性の鎮静剤を大量に食らったため感情の抑制が出来なくなってます
エリカ(PL発言):あぁだから力の暴走。。。
ナレーション:薬で怒りの感情と鎮静剤の感情制御があいまって非常に不安定な状態となってます
ナレーション:さらにイベントです
セルゲイ:「ソウダ…!アレダ!アレヲツカオウ!」
ナレーション:鞄を必死に荒く探り怪しい薬品を出した。スーパービンビンエキスCとあった
凱:「ありゃ…まさか!」
ナレーション:凱が思わず身を乗り出して止めようとした
凱:「おい!待て!そんな状態でそんなもん飲んだら自分が自分じゃなくなっちまうぞ!」
ナレーション:時すでに遅し
セルゲイ:「グビッグビッ…フウ、ソンナノシルカヨ…コイツァ、タマンネェ…ウゲゲゲゲゲ!!!」
ナレーション:途端にセルゲイが黄金色に輝きだした!
凱:「畜生…言わんこっちゃ無い…」
ナレーション:周辺が一瞬で黄金色の光に包まれるような状態が広がる
コンクリートの王:「ん…何だ。ありゃ…あんな悪趣味な光、ここらじゃ見かけないぜ…」
ナレーション:遠くにいるコンクリートの王も思わず目を疑った
石平の刺客:(…!これは…報告する必要があるか…)
ナレーション:やがて光が落ち着いたかと思うと光の主が3人に語りかけてきた
セルゲイだった者:「よお…待たせたな…悪い悪い…ようやく元通りに戻ったぜ…」
ナレーション:人型の姿をした何か、は再び3人に再戦を申し込んできた
セルゲイだった者:「これで仕切りなおしだ。今度こそ決着をつけようぜ…」
ナレーション:戦闘態勢に入る
エリカ:「えーと、どうしてドリンクを飲んだら光るようになるのかしら?」
ナレーション:イベント戦闘です。次のシーンでラスト入ります
鳴雷:「身体が光る栄養ドリンクなんてきいたことないが…」
凱:「ありゃ、スーパービンビンエキスCってその手の連中の間で知られる強化ドリンクだ
凱:「シェオ爺から聞いたが下手に飲むと人が人じゃなくなっちまうらしい。あいつ、愛飲してたのか」
エリカ:「人が人でなくなる。ですって、、それじゃまるで(わたしが以前使ってたお薬と同じじゃない)」 
凱:「特に、ある一定状態の人間が飲むとエライことに…とにかく、あいつを今度こそ何とかしないとな!行こう!エリ姉!鳴雷の旦那!」
凱:「マジかよ…って来るぞ!」
ナレーション:エリカの話を聞いて驚愕する凱、だが敵は待ってはくれなかった。一気に3人に詰め寄ってきた
ナレーション:3人と超人化したセルゲイとの死闘、長い死闘の末双方とも疲弊した時である
ナレーション:ラストシーンです。予想外に長引いて失礼しました
鳴雷:「(全力を出すかどうか迷うほどの力…こんな力を引き出すような薬が出回っているのは良くないな)」
凱:「はっ…はっ…全く…出鱈目だぜ…」
セルゲイだった者:「お前たちもなかなかやるではないか…だがもうそろそろ終りにしよう!はああああああ!!」
ナレーション:気合一つで地面が揺れ始めた
凱:「これで決めるって事か…!」
エリカ:「きゃっ」
ナレーション:恐らくこの一瞬で決まる。そうして敵が波動砲の発射体制に入ったその時だった
ダイジロー:「そうはいかねぇ!」
ナレーション:何と、ダイジローが敵を羽交い絞めにした!
凱:「あ!あいつは!」
セルゲイだった者:「ダイジロー…貴様、裏切る気か…」
エリカ:「そんな彼は医療エリアで治療を受けていたはず。だめよ。まだ動ける状態じゃないわ」
ダイジロー:「はっ!奴らに借りを作っちまった。一方的に助けられて何もせず収容所で一生を終えるなんて事は俺の良心がすかんのでな!」
ナレーション:敵が波動砲を放てなくなっている
ダイジロー:「おい!聞いてのとおりだ!お前たちに借りを作った以上!何もせずそのまま一生を終えるなんざ我慢なんねぇ!」
ダイジロー:「そこの医者!エリカ、とかいったか!悪党まで助けてくれるなんざずいぶん心が広いこった!その優しさをずっと忘れるな!」
エリカ:「で、でも。。そんなことをしたら。あなたの体が持たないわよ!わかってるの?」
ダイジロー:「そこの男は鳴雷って言ったか!私立探偵だと思って甘く見てたぜ!お前の太刀筋には迷いが一切無かった!これからもその太刀筋を迷うことなくふるって人々を守ってやってくれや!」
ダイジロー:「何度も言わせんな…!俺なんざぶっ飛んでもかまやしねぇ!今までゴンタクレで通してきた!自分なりに無い知恵絞ってどうお詫びすれば言いか考えた末の行動だ!後悔しちゃいねぇ!」(さらに締め上げる)
ダイジロー:「最後に凱!オツムはまったく良くなかったようだが俺が操縦する重機を見ても全く臆することなく戦った!その勇気をずっと大切にして生きろ!俺のようになるんじゃねぇ!」
セルゲイだった男:「血迷ったか…!ここまで取り立てたやったのも俺がお前のことを買ってたからだろうが…!」
ダイジロー:「悪いね…!俺とて完全にそこまで腐っちゃいないさ…お前は少し頭に乗りすぎた。あの世で北斗聖君の裁きを俺と一緒に受けてもらうぜ…!」
ナレーション:敵が完全に隙を見せた!
エリカ:「そう、、、(迷いを捨てる)やるわよ。拘束出来る時間も限られているわ。今やらないと、私たちだけじゃない。みんなやられちゃうわ。いける?ガイさん、鳴雷さん?」
凱:「エリ姉…鳴雷の旦那!ここは、あいつの意思に報いるためにも今こそ奴と決着をつけよう!」
凱:「俺はいつでも大丈夫だ!」
鳴雷:「まあ、それなりには」(両手に電流が流れテスラコイルの様な高周波音が響く)
凱:「よ~し!行くぜ!受け取れ!あの世の土産に持ってきやがれ!」
ナレーション:協力技です。最後の見せ場…さのさん!どうぞ!
エリカ:「回復を上回るダメージを一撃でやればいいの。つまり、みんなの力を合わせるってこと。私からはこれね。金色の小瓶を渡す
エリカ:「それを武器に垂らすだけで効果抜群よ」
ナレーション:3人が力を合わせて雷撃を放つと青碧色の巨大なレーザー上の雷撃が真っ直ぐに敵を貫いた!
セルゲイだった者:「ありえない…俺が、三下共如きに…!」
ダイジロー:「…なあ、じっちゃん。俺…最後に人様にお詫びってのを出来たかな…」
ダイジロー:「行こう。北斗星君の元に、後は全てどうにでもなるさ…」
ナレーション:今、一人の荒くれ者が旅立っていった…
凱:「はっ…はっ…や、やったか…?」
ナレーション:目の前にはもはや敵の姿は無かった
エリカ:「・・・。さて、戦いは終わったわ。戻りましょう?」凱:「ああ…戦いは、もう終りだ…」
ナレーション:エンディングシーンに入ります
ナレーション:先にコンクリート・デンとコンクリートの王がどうなったかを演出します
コンクリートの王:「はあ~…今日はいろんなもんが見れたねぇ。満足だぜ。さ、戦いは終わったようだし約束どおりお前に一等地とシェルターの全権を…」
石平の刺客:「その必要は無い。…用済みだ」
コンクリートの王:「ああ?何訳の分かんな…」
ナレーション:響き渡る銃声
石平の刺客:「はい…手はずどおりコンクリートの王は始末しました。コンクリート・デンの従う意思がある連中は全員買収、反乱の意思がある連中はオーガ会討伐と見せかけて全員暗殺しました」
石平の刺客:「はい…譲原の連中との裏取引も手はずどおり終えております、連中に裏金を渡した上で取引を持ちかけておきました。交渉どおりシェルターと街の半分を好きにしていい。との事です」
石平の刺客:「はい…仰せのとおり。気づかれないよう事を進めようと思います。全ては我ら石平一族のために…!」
ナレーション:シーンは戻ります
ナレーション:戦いは終わった。組織のトップを失ったオーガ会、並びに漁夫の利を得ようとしていたコンクリート・デントップの謎の死、並びにつらくも勝利した譲原家とジャパニーズロウによりこの地に再び平穏は戻った
ナレーション:やくざ者の支配から解放された人々の間に安堵の感情とそんな人々を祝福する風が吹き抜ける
ナレーション:ただ一人、何故?という悲しみに似た感情を抱いた人を除いては…
エミリオ:「…これで、よし…」
ナレーション:復興中、九龍より埋葬以来が来たため墓主としての仕事でやってきたエミリオ
エミリオ:「安らかに、眠れ」
ナレーション:そのまま祈りをささげているとエリカと鳴雷がやってくる
エリカ:エミリオさんおつかれさま。これで彼らも天国に行けるよ
エミリオ:「エリカ姉さん…」
鳴雷:「どうも」
ナレーション:彼女の激励の言葉は自分を勇気付けた。鳴雷は冷静だがどこかやりきれない感情があるのかいつもより暗く見える
エミリオ:「鳴雷さん、お疲れ様です」
ナレーション:二人に手紙のようなものを差し出す
エリカ:「誰から宛てだろう?」
エミリオ:「これ…彼のいた部屋から見つかったとか。読んでみてください」
ナレーション:手紙は次のとおりだった
ダイジローの置手紙:この手紙を読んでいる頃には俺はすでにこの世にはいないだろう。知ってのとおりだ。俺は今まで散々人には言えないような暴虐の日々を送ってきた
置手紙:人に助けてもらおうなんて考えたことも無ければ、人を助けようとも思ったことも無い。そうやって今まで何の疑問も無く生きてきた。だが、お前は俺を助けてくれた
置手紙:その時、病室で寝てたときじっちゃが現れて諭したんだ。人に迷惑ばかりかけて何をやっている!わしはお前をそんな子に育てた覚えは無い
置手紙:おまけに結局助けてもらって…何も恩返しも罪滅ぼしもせんというのか?そんなのはわしは許さんぞ!
置手紙:せめて、助けてもらった人に自分なりに何かを考えて恩返ししろい!そうしなければ、わしはお前をあの世に来ても迎え入れん!それくらいの甲斐性くらいはあるだろう!頑張るんじゃ!
置手紙:別に恩返ししたからといって今までやってきたことが帳消しになるわけじゃねぇ。許さん連中だっているだろう。それに憎んでる奴だっている。ただ、無い知恵絞って自分なりに考えた結果、助けられっぱなしで何もせず収容所で一生を終えるってのも俺の良心がゆるさんのでな
置手紙:悪いが、無茶を承知で行動に出させてもらうぜ。嫌とは言わせねぇ。お前だって協力者が必要だろう
置手紙:もし…これで、俺が吹っ飛んだら、その時はその時だ。北斗星君の所にいって一からやり直すまでだ
置手紙:それじゃ、じっちゃんの元に行ってくるぜ。お前たちと戦えた事を俺は誇りに思う
置手紙:最後に、じっちゃ、今までこの世で傍若無人に振舞ってきてごめんな。今度はそういうことはやらないよう頑張るぜ
置手紙:敬具 ダイジロー
エミリオ:「…彼なりの、不器用だが、精一杯の恩返しだったようです」
エミリオ:「最悪の方法ですがね…他にも方法があったろうに…」
ナレーション:彼なりの不器用だが決死の恩返し
鳴雷:「そうですなあ」
エリカ:「・・・。ほんとずるいわね」(号泣する)
エミリオ:「元気出してください、エリカ姉さん」
エミリオ:「確かに、ほめられた事じゃないかも知れません。しかし、だからといって悲しみにくれていても何も始まりません」
エリカ:「わかってるわよ。でも、気持ちを整頓するためにもう少しだけこうしていたいの」
エリカ:「泣きたい時に泣かないと、いつか壊れてしまうから」
エミリオ:「姉さん…」
エリカ:「(しばらくしたあと)もう、だいじょうぶ」
ナレーション:ふと天井から差し込む光、墓のほうを見ると墓石が紺碧色に見えた
エミリオ:「…せめてものはなむけだ」
ナレーション:彼に送った墓碑銘は以下のとおりだった
墓碑銘:地上を思うがままに行きぬいた蛮勇なる荒くれ者 ダイジローここに眠る
ナレーション:西暦2017年夏 他界の一つの街の動乱が終結した
鳴雷:「…さて、それじゃ私はこの辺で。ひとつ気になることがるもので」
ナレーション:多くの犠牲とともに平和が訪れた事、一人の蛮勇なる荒くれものの勇気ある決断は誰も忘れないであろう
エミリオ:「分かりました。鳴雷さん。お疲れ様でした」
エリカ:「えぇ。またね」
ナレーション:エンディング終了
ナレーション:おつかれさまでした

エンディング後の一幕 譲原家本部
海音寺:哉也様、あのようなもの共は信用が置けるのでしょうか?
ナレーション:譲原家本部、頭首の間
哉也:ああ…石平は元から完全に信用してはおらんよ…彼らは都合よく扱える「駒」として関係を結んだまで
海音寺:「と、申しますと?」
ナレーション:海音寺と呼ばれる美少年は仮面の奥からのぞかせる鋭い目つきをいぶかしげにして哉也に質問した
哉也:「簡単なことさ…オノゴロ各所にいる住民は我々を支持している面子だけではない・地元の土着民の族長を支持している者たち。街のトップを支持している者たち。小うるさい政府一同を支持している者たち。さらにはさまざまな連中がいる
哉也:「そういう連中を一気に我々譲原シンパにするには…我々が完全に清潔で明るく快い仕事ばかりやってヒーローを演じればよい。彼ら石平には我々がやらんような危険で薄汚く後ろ暗い仕事ばかり押し付けておいて我々が先ほど言ったようなヒーローを演じ続ける。するとどうなる?始めは反抗的な態度をとってた住民どももあれよあれよという間に我ら譲原支持者となる」
哉也:「そうなった時にオノゴロ島の全権を手にするのはわけない。手を汚さずに目的のものを手にすることが出来るというわけだ」
ナレーション:哉也の目が怪しく光り不気味なほくそ笑みが浮かぶ
海音寺:「ですが何処にでもイレギュラーというのはいます。我々にはむかうあの「小娘」のようにこちらの真意に気づいて警戒するものどもも必ずや現れるかと」
哉也:「そういう時はそういう連中を反乱分子として始末すればよい。石平の連中が反乱を企てたときも同様だ!反乱分子として発表し徹底的に殲滅してやればよい。誰も反乱分子を掃討することに対して抗議したりはしないさ」
哉也:「そう!全ては我ら譲原のためにある!あの島はもともと我らのものだ!島も、五式も!日本の全権も!我らの物だ!誰もたて突かせはせん!全ては金の五式家のために!」
ナレーション:哉也の狂ったような笑い声が部屋に響き渡る
海音寺:(そこまで考えた上であのような交渉に応じるとはね…私はやはり仕える主人を間違えてなかった)
海音寺:(譲原哉也…いや、我々が何処まで行けるか。しかとこの目で確かめて見せようぞ)
ナレーション:一人の男の野望が虚空にこだまする。そう、かれこそは譲原の王

bayside23 ファントムサイドストーリー the crime peoples 悪党共 完

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